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2008年10月19日(日) |
VAMPS@Zeep Tokyo |
VAMPS@Zeep Tokyo
曲を知らないので全体的な印象を。
友人に誘ってもらって見てきた。 整番があり得ない程良く、最前も行けたけど、 見易さを取ってセンター寄り下手の一段高い所の柵へ。 正直全く期待はしていなかった。 数年前、ロッキンジャパンフェスにシークレットで出たときに見たことがあったけど、 声が全然出ていなくて歌が下手で、怒鳴って歌うような曲ばっかりだし、 印象に残る曲もなく、気温が低くてうずくまって寒さでブルブル震えていた ということがあったので。 まあアウェーとホームじゃ全然違うだろうけども。 今回のツアーも長丁場だから、ダレや疲れもあるかも知れないし、 怒鳴って歌う声があんまり好きじゃないし、 勢い重視のようだからクオリティはそんなに高くないのかな、と勝手に思っていた。 重い音は好きなので、あえて以前の曲も覚えずノリで楽しもうかなーと軽い気持ち。
ステージには幕が掛かっていて、デジタル時計が映っており、時刻を刻んでる。 6:66ぴったりに始まり。 始まる時間が分かってるって、緊張感があって凄く良い。 久しぶりに、開演前にすごくどきどきした。 10秒前からはお客がカウントしてた。
幕が上がると、緑のレーザーが何本もステージ前に縦に張ってあって檻みたい。 1曲目はラブアディクト。 知ってる曲なのでテンションも上がる。 手拍子もしてノリノリ。 やっぱり楽器の音がかっこいい。 ドラムが力強くて、ベースがゴリっとしてて、リズム隊が気持ちいいなぁ。 ラルクでは、演奏がポップで軽すぎると思うことがままあるので、 こういう音にハイドの声が乗っているのも凄く良いと思う。
2曲目以降は全然分からず、サビだけ辛うじて聴いたことある、とかその程度。 でも展開が多くて気持ちいい、溜めてドカンと、みたいな。 雰囲気的にはムックとかと似た感じ。重低音。 声は、やっぱり怒鳴るような時の声質はあまり好きじゃないけど、 楽器の音メインで聴いてると余り気にならないかも。 どの曲もメロディが無いような激しい感じだと思っていたら、 きれいに歌う曲も結構ある。 荒っぽいけど歌声がちゃんと出てるような曲もあるし、意外だった。 しかも歌が上手いよ、やっぱり。 特に中盤以降はガンガン声が出ていた。のびるー。 私が行ったラルクのドームより調子が良かった?と思うくらい。 やっぱりボーカルがどしっと芯があるとかっこいいわね。
中盤に静かな曲(アコギが入る)をやったんだけど、 もう声がすばらし過ぎてぼーっとした。一瞬泣きそうになった。 ハイドの声ってすごーく癖があって独特だと思うんだけど、 あの変な声で、なのに音程がちゃんと取れて、声量がもの凄く有ると、 人の声じゃなくて何か楽器の音みたいに聴こえる。 低い声とか、チェロみたいな音だなーといつも思うんだけど、 高音もファルセットへの移行も完璧で、 男だか女だか分からないような、人の声じゃないみたいで、 ローレライとかセイレーンとかってこんな感じ?と思った。 真っ暗の海に引き摺り込まれそうな声。
HELLOだっけ、あの曲も盛り上がってたなー。 すっごく激しい曲もあれば、 メロディがきれいでポップな、Jポップみたいな曲もあるので面白い。 モッシュとかも余り起こらない? 前のほうはぎゅうぎゅうだけど、中央以降は押されたりなども全くない。 ダイブも一切起こらず。 ハードロック?みたいなライブにしてはノリが大人しめかなと思った。 まー私が行くライブもだいぶ偏ってるからよく分からないけど、 例えばムックなら、激しい曲ならモッシュダイブ当たり前って決まっちゃってる感じが有るけど、 始まって間もないバンドだからか、そういうノリの定番みたいなのが余り無いように感じた。 ちょっと拍子抜けしつつも、そういうのもありかと思う。 自分はぶつからない程度に好き勝手楽しんでるし。
何故か本編最後が、多分ビートルズのカバー。LSD。 なぜ最後にこれなんでしょう。 理由があるのかな、よく知らないので。 最初が三拍子のホラーっぽい感じで、 サビまでに2回くらい曲の雰囲気が変わる感じの面白いアレンジだった。
アンコールできた!グラマラススカイ。 中島美嘉バージョンとキーが同じか、余り変わらない? でも完璧歌えてるのがすごい。 カラオケで結構歌ったりするので変な感じだった。ハイドが歌っている。 詞は元のままだった。ハイドの詞で歌っても面白そう。 アンコールは3曲。 最後の曲が凄く格好良かった。 お客の盛り上がりも凄い。 もーね、頭振っちゃうよ。 音楽でぼーっとして気持ちいい(多分頭振ったから)って久しぶりだった。 うーん、予想に反して大満足。 ライブハウスでハイドもいいな。 来年辺りにライブがあれば、今度は自分でチケット取ってでも行こうと思った。
明日追加したいな。
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