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 モネ、ルノアールと印象派展

今日、朝1番で「モネ、ルノアールと印象派展」を見に行ってきた。
自分の好きなモネの他、印象派の代表的な作品がたくさんあったので、気軽にまた楽しく見ることが出来た。
特にモネの作品を楽しみにして行ったが、今回はまた違った印象を受けた。

モネも含めて印象派の特徴は、点描などの技法による「光」の描写だけど、今まで自分はその「光」に対して親しみやすさや自分の中の気持ちのキラメキを感じていたような気がする。
今回は、それに加えてその後ろにある影や人間そのものにも目が向いてきたのを感じた。
だから、モネが絵における自分にとっての原点(基本)のようなものなのかなと思えた。もうひとつ自分の中に引き出しが生まれたようなイメージ。
だから、今回は風景画だけでなく、ルノアールの幸せあふれる人物描写(特に家族を描いたものがよかった。)やロートレックの影のある人物描写など、人物画もおもしろく見ることが出来た。

いつか生まれくるだろう自分の子供にもいい絵は見せてやりたい。その中で自分の中で感じる世界を大事にしてやりたい。今感じている自分の中の引き出しが増えていくという気持ちを味あわせてやりたい。絵を見ながら、ふとそんなことを感じてしまった。

でも、やっぱりいつかフランスのオランジュリー美術館は行ってみたい。「睡蓮の部屋」での自分の受ける印象はどんなものだろう。。

2003年12月23日(火)
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