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■ ものさしで測れるもの・測れないもの
最近職場でいつも思う。
「そんなことは理屈が立たない」とよく言われる。確かにそうだ。一定の合理的な基準に沿っていけば、そこに沿わないものは排除されるべきだ。それが、よい結果の最短距離となるはず。 しかしもう一方では、「理屈だけじゃダメ」ということも言われる。それも確かにそう。基準を超えたところで個別検討されて然るべきものもある。それがまたより一層効果的な場合もある。
僕は本来「理屈だけじゃダメ」は弱者に対して用いられるべきものだと思うけれど、それが現在はどうも強者に使われている。 最近、上司は「理屈」や「理論」を振りかざすが、強者(声の大きい人、位の上の人)に対しては、すぐその「理屈」を放棄する(いわゆる強者に屈する)傾向にある。それって本来逆じゃないの??
ものさしで測れるものは、だれでも測れるよ。でも、まずものさしを作るのが難しいんだ。そして、ものさしで測れないものを見つけて、そこをいかに測っていくかはもっと難しいことであり、そこを踏まえて今後の方針を決断するのが上司の仕事でしょう。
なんか、ものさしで測れる部分だけ見て「これは○○cmだろう」と息巻いて、測れないものについては見て見ぬふりをしているようにしか見えないんだけど、、
楽してるよなあ。だから、弱者が苦しむんだよね。
2002年12月10日(火)
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