「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2017年12月10日(日) |
こころのファシリテイターとして育つ会11月号のお知らせ |
心のファシリテイターとして育つ会11月号ニュースレター
女性として、または男性としての自分を愛するためのおはなし
こんにちは。心のファシリテイターとして育つ会のMamoです。12月も10日を過ぎましたが、11月分のニュースレターとしてのテーマは自分の性を愛する、という話をしましょう。
あなたは女性としての自分、男性としての自分が好きですか?生まれて一度も女性としてまたは男性としてのご自身を否定されたことのない方は居ないと思っています。あなたはどのように思いますか?
特に日本やアジアの国では、また古くはアメリカでも、男性上位の習慣が度合は小さくなってきているとはいえ蔓延しているのですから、当たり前と思っていることが実は性差別である可能性も免れません。そうして知らず知らずのうちに、自分が男だったら、女だったらよかったのに、という自己否定が生まれることもあるでしょう。社会に出る前の過程においても、「女の子なんだから。。。。」「男の子は。。。」という言葉を聞いたことがある方は多いでしょう。男の子がピンク色を好きになっちゃいけないの? 女なのに料理が好きじゃないっていけないこと?そうではありませんよね。自分が何が好きかを決めるのはいつも自分自身。男とか女とかは関係ないのです。
幼少時に、性を理由にありのままの自分を認められない経験を持ち、そのまま成人すると、私たちは、本来の女性であるまたは男性である自分に対して恥を持った大人になります。様々な場所で、自分の性を無意識のうちに恥じるのです。この、潜在意識に埋もれている中毒的な恥が行動化すると、女性では、男性に愛されることによって自分の価値を見出す大人になったり、男性では、母性本能の強い女性を探し求めたりします。(男の子は、赤ちゃん時代の母親とのてん綿状態から成長するために、行動する、ということを見せてくれるたくましい父親の存在が必要なのです)
誰かから認められることで自分の価値を見出す悪循環から抜け出すためには、心の傷を癒やす必要があります。
その方法の一つとして、女性である、または男性である自分を好きになること。
簡単なようですが、自分を愛する方法がわからないうちは難しいことです。まずは自分の経験や価値観を無防備にシェアできる、心から信頼できる同性のお友達を一人以上探すところから始めましょう。楽しいテレビの話や美味しいスィーツの話もいいけれど、それとは別に、心を語り合える友達を探すのです。
注意しなければならないのは、共依存にならないようにすることです。女性の場合は群れを作る習性がありますから、特に気をつけて、自分自身と友人との間に境界線を保ちつつ、お互いの心が成長しあうような会話を意識してとりましょう。
男性は、どちらかというと、一匹狼で狩りをする傾向があり、感情的な表現は無意識のうちに避け、代わりに仕事がどうとかスポーツがどうとかという一般的な会話で終わりがちになります。意識して、心のうちを表す形容詞を選び、一単語ずつでもいいので、会話の中に取り入れるようにしてましょう。
女性でも男性でも、人は、他者の経験談を耳にするとき安心します。なぜなら、多くの人が自分の悩みや一般常識にそぐわないことについて、こんな風に思っているのは自分だけだろうと思い込んでいるからです。
他者とのシェア体験を重ねているうちに、女性として、男性としての自分を以前より楽に受け入れられるようになります。既にすっかり受け入れている方は、もっと女性としてまたは男性としての特技を生かしたいといろいろなアイデアが湧いてワクワクするようにさえなります。
このような変化の理由は、ネガティブの原因は自分ではなく社会や親の間違った価値観だと心の底から気づくからです。あなたが今抱えている女性、男性としての恥はあなた自身が原因ではないと、しっかりと気づき、心の底から納得するからです。「多分そうだろう」とか「あの人が私のせいではないと言ってくれるから」とかいうことではなく、一つの確たるものがあなた自身の中にしっくりとおさまるのです。頭でわかっているだけではなく、あなたの心にしっくり収まり、揺るぎないものとしてそこに落ち着くのです。そのことに対して、揺るぎない確信を持っているあなた自身になるからなのです。
あなたの中に確信が高まるにつれ、それまで女性としてまたは男性として習慣のように行っていたことの中に、あなたにとっての間違いがあることを発見する機会が増えるでしょう。こんな時こそ、あなたの感情や感覚に更に注意深く耳を傾けましょう。迷った時には、信頼できる友人に話してみたり、ネットで同じような経験をしている人がいないかどうか探してみましょう。同じようなことを考えている人は想像以上に多いことを実感するでしょう。もし誰もいないなら、あなた自身から発信する絶好のチャンスです。
あなたにとっての間違いを発見することは、今までの方法を全て変えなければならないということではありません。なぜなら、無意識から始まった習慣の中でも、趣味の一部になっていたり、心から好きになっていることもあるからです。私たちはただ、いらないものを捨てたり変えたり、新しいものを取り入れたりするチャンスが増やそうとしているだけのことなのです。女性としてのまたは男性としての自分を愛する練習をすることで、私たちは、人生においての選択肢を増やしてあげているのです。
あなたがもしまだ結婚前の女性で将来パートナーを持ちたいと思っているのでしたら、良いお知らせがあります。
持って生まれた性を心から愛し内側から輝いているあなたはやがて人生のどこかで、そんなあなたにふさわしいパートナーを見つけ出すでしょう。あなたとまだ見知らぬ誰か二人の関係は、男女関係においてありがちな共依存とは程遠く、お互いが、女性としてのあなたや男性としてのあなたの能力を発揮し、お互いの成長を手伝い会える素敵なパートナーになるのです。
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参考文献:
インナーチャイルド 本当のあなたを取り戻す方法 瞑想の勧め
心のファシリテイターとして育つ会は、成長したい人々を応援し、共に育つ環境作りを目指しています。
Mamo^^
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