「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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朝起きた時の、ベッドの上での背伸びは格別です。まるで、頭の先と足の先が互いにその先にある壁かどこかまで伸びていくような細長い開放感に包まれます。
その開放感を感じた後、自分の両手を体の上に置きます。1つはおへその少し下に、もう一つはみぞおちの辺りに。 そうして、まず自分の呼吸を感じます。一晩の睡眠の結果がここにあり。呼吸が鎖骨の方まで上がってこない時はだいたい、肩や首が固くなっています。頭が枕からずれていたり、または、何かナーバスになっているときです。
こうした気付きを否定したり、正そうとしたりしません。なるほど〜と思い、昨晩のうちに気付かなくてごめんねとか、寝相が悪くてごめんね、とか、そういったことを自分に呟いています。
それから、もう一度呼吸に意識を向けます。今度は、おへその辺りから始まる、深い呼吸が出来るように意識して。お腹が膨らんだら胸のあたり、最後に、鎖骨が広がるように息を吸います。身体に入っている力をすっかり抜いて、吸い込んだ空気が自然に全身に届くように。
吐く時には、鎖骨、みぞおち、お腹の順に空気を吐いて。
うまく行かなくても、そのまま続け、ただ、みぞおちと、お腹の膨らみを、それぞれの手を通して感じることをします。 5分位続けると、たいてい、リズムが掴めて内臓の広がりも感じることが出来ます。
その、呼吸、私が一日を通して繰り返したい呼吸です。細く長く、ゆっくり吐いて、細く長く、ゆっくり吸う。これを繰り返して一日を過ごします。忘れてもしまってもいいんです。なにかあった時に、または思い出した時に、していることをちょっと止めて、全ておいて、深呼吸。
気持ちいいですよ。是非トライしてみて下さい。
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