「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2016年09月29日(木) 未来を語り合おう

未来を語り合える友人を探すことは意味のあることだと思います。理由は、私達が自分の未来を語り合うことはその未来を作ることでもあると思うからです。語り合う未来は出来れば不安やネガティブな想像ではなく、今とは違う何かがあるという可能性を持っているものがいいと思います。そしてもちろん、何か困っていることや辛いことがあるときにはそれらを傾聴し出口を探すきっかけを掴むことが出来ると思います。

私は先日、日本人女性の友人とそれぞれの未来話に花を咲かせて気がつけば6時間もの時間が経過していました。その間に夕食を食べたり場所を移動したりしたので時間は少し短縮されますが、時間を忘れて語り合える材料がお互いにあった、ということに変わりはありません。

私達の話題は健康面、仕事や学校の話、少ないものの中でシンプルに暮らすこと、知識をどのように得て知恵に変えるか、さらにはお互いのパートナーとの関係や、他者と暮らす中で自分の気分がすぐれないときの対処法などなど。最後はこのカリフォルニアでどのように楽しみつつ生計を立てて将来を安らかに迎えるか。そして、誰にも訪れる死。どのサブジェクトもまるで話し相手を待っていたかのように後から後から繋がり広がっていきました。

理想の死に方を語り合うことは会話の終わりではありませんでした。その、いつかは訪れる死を自分の思う形で迎えられるように今からできることは何だろうかと、そのようなことに思いを巡らせつつ会話は尽きませんでした。

私は、このようなことを気軽に話し合えることはよいことだと思っているのです。なぜなら私達は普段、目の前に見えることや気になること、または今日や明日などの近い将来に必要なことを進んで言葉にすることが多く、少し遠い未来のことやもっと深い心の奥のことを言葉にするタイミングを掴みにくい環境に居るからです。

私達の普段の生活の中には10年後の私達が居ます。その自分達になれるよう、明日も又また今を生きようと、友人との会話を振り返りつつ思うのです。そうなるぞ!と頑張りすぎる必要はなくて、ソフトに、そうなれたらいいな、という気持ちで柔らかく。。。




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