「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2005年11月24日(木) 視点

 がん末期の方のカンファレンスに出席しました。
 病院の医師は「病院では出来る事が無い。これ以上良くならないから家に戻るのであって、医療行為で延命を図る話し合いではない」と語りました。話し合いの内容は必要な処置の情報を受け取るという簡単なものでした。
 ご家族の女性が話し合いが終わったあと「点滴をどうするとか、この薬がいいとかじゃなくて、本人が楽になれるように話を聞いてもらえればいいだけなんですけど…。娘には“在宅で見ているのはお母さんなんだから、もっと意見を言えばいいじゃない”と言われるけれどそういうわけにも行かないから」と。私は女性の言葉に女性自身と病院側のこれまでの背景を想像し、「今の話し合いも心の部分には触れられなかったな」と思いながら、「実際に関わっていらっしゃる方の言葉が一番大切だと思いますよ」と伝えさせて頂きました。
 私自身は「自然な死」を望んでいます。延命処置も臓器を提供できる分だけでいいと思っています。自分が死んだ後には地球の一部に戻り、人に目には見えないくらい小さな一部になるそうですが、面白いなぁとも思います。
 そして死を迎えようとしている方に対しては、より苦痛なく人生を終えられるように手伝っていく事ができればいいのです。手伝わせていただく私に出来ることは「自分の心を大切にする」こと。いつも、自分に丁寧に関わっていられる私を意識していくのです。


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