「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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| 2005年01月18日(火) |
これで・・良いよね。 心の変化 |
誰かと比較したり、誰かを追いかけたりすると、心が疲れる。 私は 「自分の育ち」 を手伝っている。だから、「運動したいと思う私」 を手伝う・「仕事をしようとする私」 を手伝う。それで・・いいのかな。私は弱い。弱くて傷つきやすい。だから、「弱い私」 の成長も手伝う。それで・・良いのかな。 もしかすると、私は 「一番弱い私」を手伝っていけばいいのかな。それが 「弱い私」 を肯定することにもなるのかな。 私は何時だって迷う。迷うからいろんな事を考える。それで・・良いよね。今はもう、私を追いかけて来る人は誰も居ない。だから 「ゆったりと生きようとする私」 も手伝う。これで・・良いよね。 私は今日から、「仕事の時間」 と 「私の時間」 を意識的に切り替えるようにしてみよう。「仕事を持って生きる私」を手伝う。 これで・・良いよね。7:40
職場の病院に、7歳の女の子が来ました。半年前に取ったイボが再発したので、もう一度「痛い治療」をする必要がありました。女の子は診察台の上で一度は裸になりましたが、途中で「嫌だ嫌だ」と激しく泣いて抵抗し始めたので、先生は治療を断念し、「本人が落ち着くまで、違う部屋で待ってみて」と言いました。大きな声で泣き続ける女の子は「このまま帰るのは嫌だ。でも治療も怖くて嫌だ」と言いました。仕事を持っているお母さんは困っていました。私はお母さんに「お仕事があるのでは通院が大変ですよね」と言い、そして女の子には「怖いよね。泣いてもいいよ。今日はお母さんと病院に来れたのだから凄いよね。だから今日はシールを貰って帰れるんだよ。お家であなたの体のイボさんと相談してからでもいいよ。イボさんとお別れしたくなってから来てもいいんだよ」と言いました。女の子はもう一度現実を受け入れ診察台に上がりましたが、治療を始める直前に尖ったメスが見えてしまい、今日の治療は先延ばしになりました。私には女の子の心が理解できました。女の子自身が「怖さ」を伝えられたら、治療を受け入れる気持ちになれる事も予想出来ました。だから、「今日出来たことだけに目を向けるだけでいいのだ」と思えました。 2年半前までの私はこのお子さんのように泣き叫ぶ我が子の声に、いつも必ず現実を失っていました。今日の私は「仕事」だから現実を見つめていられたのかな。 仕事帰りの車の中、「あのお子さんが私の子どもだったら・・」と想像してみました。すると、過去のような辛さはなく心は穏やかなままの私を感じました。そして今感じている気持ちは確かなもののように思えましたから、私は少しずつ成長を続けているのですね。
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