「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2004年11月21日(日) 好奇心

 昨日私は、小さな女の子と触れ合う時間がありました。年齢は3歳くらいでしょうか。その小さな女の子は、こちらへ視線を向けながら私の周囲を回っていました。私はその動きを見守っていると、女の子は少しづつ私との距離を縮め、やがてその小さな指先と大人の私の指先が、初めはそっと、そして次にはリズムを取りながら触れ合いました。女の子の小さな指の感触が私の指へ・心へと温かく伝わりました。少しの時間を経て、女の子は私の膝へ座り、そして私が水を飲む様子をじっと眺めた後で、同じように小さな口に水を含んで飲みました。女の子の大きな瞳の奥に、無限に広がる好奇心が見えるような気がしました。女の子の「動きを見守っている」中で、彼女が何を欲しているのかを感じとれる事もありました。

 この 「小さな女の子」 も、やがて 「大人」 へと成長するのですね。そして「自分」を確かめるために、「生きるとは何か」 を知るために、ありったけの好奇心を持ちながら、私たち大人を見つめているのですね。

私は、過去に子どもの傍に居たころ、自分に 「心」 があることも、子どもに 「心」 があることも、気が付かないまま生きていました。そして今は、「心を持った人間」 として、社会に存在する 「大人」 の一人として、 「今を生きる」 事をしています。私が「私」で居る為の大切な作業を続けながら...。16:00

サルビア


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