私は常に私のペースで動くことが大切なのですね。過去には社会と同じ歩調で生きる事のみを要求されていた為に、自分自身の心の欲求に気が付くことが出来ませんでした。私達人間は、子どもの頃は 「家庭・学校」 という社会で、大人になってからは 「職場」 という社会で、常に周囲と同じ歩調で生きる事を強制されてきたのです。そして今でさえ、 「日本」 という社会で、日本人としての歩調を守るべく強制されている事を感じます。 そしてそれでも私が心を持った 「私」 で生きるとき、過去のように時間に追われることもなく現実と向き合っている事を実感します。私は私以外の誰とも違う位置に立ち、自分の心を大切にし自分を感じて生きていけばよいのだと、改めて思います。そして今日確信した事実を明日には新しい能力に変えて新たな自分と向き合い、今日という一日を確実に自分で生きている事も実感するのです。 私が丁寧に生きることは、私が私自身の感覚を取り戻す事へと繋がるのですね。