日英双語育児日記
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今小2、小1のTとSは、父親が英語母語話者で家庭で英語を使っているので、話し言葉としてはそこそこの英語を習得しているのですが、書き言葉(読み書き)の習得は、学習によってしか学べないため、家庭で教えるか、外で習わせるかなどなど、ここ数年試行錯誤していました。
T@小2は、5歳になったくらいから、読み方を私が段階的に教えていて、小学校入学時には、機関車トーマスが音読できるくらいのレベルにはこぎつけていました。
親にとっての悩みの種は、S@小1で、この子は、長男と同じように教えてもどうにもこうにも理解にこぎつけないようで、あれやこれやと教材を試したあと、諦めて、外注することにしました。
そうして小1の4月(=6歳6カ月)からイマージョン方式の土曜スクールに通わせたのですが、なかなか目に見えて成果がでず、いつまでたっても、読めるようにならないので、高い学費払ってるのにこれではなーと思い、スクールの担任の先生とも面談をしたもののいまいち納得できないかんじだったので、来年は再び家庭でやらせるか、と思っていたところー
ふと思いたって、昨日、以前何度も試して挫折していた英単語カードをとりだして見せたところ、いつのまにか、表音原則に従った単語は読めるようになっていることに気がつき、驚きました。
本人も、自分が思いのほか読めるということにびっくりしたようで、俄然やる気になって、あれこれ読みだしました。単語10個の読み、または5個のディクテーションでシール一個シール10個で小さなご褒美(シールシート一枚)、という仕組みにしたこともあって、どんどん進みたがり、結局この週末は次男のリーディングにつきあって終わりました。
アルファベットの文字と音価、それが表音式に単語を表す(例外はあるにしても)ということについて、これまで5歳くらいから手を変え品を変えして、さまざまな教材(フォニックス中心で)を試しても、全然理解できなかったSが、小1の秋(6歳11カ月)でようやく「ウォーター!」と叫ぶように英語の読み書きの大原則をつかんだらしいことに感動してしまいました。
4月から通っているイマージョン教室のおかげももちろんあるでしょう。そのほか、学校でひらがな、カタカナ、漢字を習ったことや、また、ピアノを習いながら譜読みを勉強したりというのも、文字・記号体系の学習として、抽象化能力の発展に役立ったのでしょう。
学びに必要な機が熟したのだなあということをしみじみ思いました。学ぶ内容について子どもの側の準備ができていることの重要性について考えました。
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