日英双語育児日記
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この夏初めて、子どもたちをプールに連れて行った。
春から、週一回、水泳教室に通い始めていて、最初の四ヶ月のタームがおわったところ。Tはふしうきばたばた、Sは頭までもぐること、ができるようになった。
正直なところ、四ヶ月たって、毎週一時間半で、これだけ?とちょっと物足りない気持ちがないでもなかった。習いにいくまでは、Tは頭までもぐれるだけ、Sは顔を水につけるのがこわい状態だったので、進歩したともいえるけれど。
ただ、今回実際にプールにいっしょに入ってみて、ああ、随分、水に慣れているし、プールが好きになっているのだなあ、ということがよくわかった。
たとえば、Tは、水泳教室では、まだ始めたばかりのゴーグルをつけてふし浮きばたばたというのを、プールで何度も自分でやっていた。あとで聞くと、それが一番たのしかったらしい。造波プールよりも、滝よりも、滑り台よりも、何よりも。浮き袋も使っていたけれど、使わないのも、楽しかったよう。
SもTのゴーグルを借りて、ぶくぶく潜って、うれしそうだった。昨年は、浮き袋があっても、こわいこわいと私にしがみつきたがったのに。
私は、毎週、水泳教室の最後の15分くらいを、上のギャラリーから見ているので、大体の様子はわかっているつもりだった。
でも、やっぱり、実際にプールに一緒に入ってみないと、わからないものだなあ、と思った。
水泳教室では、決められたことを、言われたとおりにやっているだけで、自分で自由にもぐったり、ふし浮きしたりできるわけではないものね。
Tの、うれしそうな様子を見ていると、なんというか、外国語を習い始めて、少し調子が出てきたときに、その外国語が使われている国へ旅行してみて、おそるおそる、でも、わくわくしながら、通じるかどうかやってみる、そんなときの気持ちを思い出した。
Sも、Tのゴーグルを何度も使いたがるので、じゃあ、まだ教室ではいらないけれど、今度買ってあげるね、と約束。
そういえばSは、このあいだ水泳教室で、新しいタームが始まり、担当コーチが変わるというときに、「新しいコーチになったら、むずかしいことやらされる。おぼれるー。いきたくないー」とだだをこねていたSだが。実際には、新しいコーチでも大丈夫だった。
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