日英双語育児日記
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2006年12月04日(月) いるけどいーひんもん

五歳児Tが、「サンタクロースって、ほんまは、いーひんねんで。おとうさんと、おかあさんが、してるねんで」と言う。

そうか、もうそういうことを言うのね、と思いつつ、「いるけど、いーひんねんで」(訳:いるけど、いないんだよ)と返す。 

さらに続けて「いるもんと、いーひんもん、だけやったら、つまらんやろ。いるもんと、いーひんもんの、ほかに、『いるけどいーひんもん』もあるねんで」という話をする。

「いるけど、いーひんもん」(訳:いるけど、いないもの)
お話のなかにはいるけど、ほんまはいーひんもん、という話。

たとえば、機関車トーマスとか。機関車トーマスなんか、イギリスで、実際に乗ってみたけれど、でも、あのトーマスは、お話のトーマスみたいに、いろいろ話したりはしないよね、という話。(恥ずかしいから、黙ってるだけやで、とT。)

あと、ウルトラマンとか、仮面ライダーとか。という話をしていると、Tが、「恐竜も」という。

いやいや、「恐竜は、ほんまに、おってんで」というが、そのあたり、難しいかも。

いるけど、いーひんもん。
それこそが、君の人生を、豊かにしてくれるのだよ、Tくん。

おかあさんの人生なんか、「いるけどいーひんもん」だらけ。


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