日英双語育児日記
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2006年05月28日(日) ノーマス・ターニップ

朝一時間少々、Tの英語の読み書きの相手をする。
七時半からのテレビ目当てに、六時からおきだしたので、放っておくと、それまでずっとテレビを見ていそうだったから。(本音は、私は、自分のための読み書きをしたかったのだが・・・)。

LadybirdのRead it Yourselfシリーズのレベル1、「大きなカブ」や「三匹のくまとゴルディロックス」などをいっしょに読んだり、イギリスの子ども雑誌の読み書き練習頁をやってみたり(アルファベットの点線をなぞったり、空所に入れたりする)

最初期の読み方習得について、自分の子どもの相手をしていると、これまでの英語の読み方教授法の歴史のなかで、あれやこれや提案してきたひとたちが、どういう子どもたちの相手をどれくらいしてきたのか、思いをめぐらせずにはいられない。

教育行政の高所から発言していたひとたちは、自分の子どもが最初に読み方を習い始め、bとdの区別がつかなかったころも、つきあっていたのだろうか、とか。

何十人もの子どもたちに毎日毎日読み方を教えるなかで、なんとかもっと効果的な教授法がないものか、教師たちは、切実に思ったことだろう、とか。

enormousを「ノーマス」と読んだりするTを聞いていると、なるほど、最初に音ありき、spoken language(話し言葉)ありきなのだな、と思う。それで、つぎに「ノーマス」を頼りに綴ろうとすると、最初のeを落とすわけだ。そういえば、強勢のない母音の綴り間違いは、読み書き教授法考案者の大きな課題のひとつであった。

ただ、教授法でいうならば、まだ5歳になったばかりのTに関しては、細かいフォニックス(文字や文字列の音対応規則を教えて、それを応用する)よりも、ルック・アンド・セイ(語の全体の形、イメージを、語の音や意味と結びつける)が、有用だな、という気はする。

もちろん、アルファベットの各語の基本的音価は知った上での話なので、フォニックスといえばいえるわけだが、二重字(特に母音の二重字)は難しそう。子音の二重字sh, ch, thなどはまだなんとかなりにしても。


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