留学先での独り言

2008年10月23日(木) アメリカ州立大学における金融危機の影響

サブプライムローンに端を発し、世界で株価が下降中。
一方でどこの国も公的資金を導入して金融システムを
どうにか安定させようとしてる。例えばアメリカだと
リーマンはつぶれたが、AIGという保険会社はつぶれる
と余りにも影響が大きいとのことで公的資金導入が決定
された。この業績悪化の責任を取って最高経営責任者
(いわゆるCEO)が退任したが、会社は数億円以上の
退職金を払おうとした。さすがに公的資金を注入するの
にこれはまずいとNY州がその支払いにストップかけた
いきさつがある。金融の会社ってのんきねぇと思うのは
ぼくだけでしょうか。

でこの金融危機、州立大学にも大きな影響を与えてる。
公的資金を導入、といっても予算のパイは変わらない
わけで、戦争費用同様、どこかが削られるのだ。で通常
そのあおりを食うのが教育。NIHの研究予算は取れなく
なる一方だし、大学への補助金も州の歳入悪化でへる
ばかりだ。

先日、学長からメイルで財政危機の説明があった。7月
以降すでに2回の予算カットがあったにも関わらず、近い
将来さらなるカットがあるそうだ。学費値上げはおろか
職の削減もありうる状況みたい。実際来年度のGAの数は
維持できるかわからないと言う話も聞いた。自分の場合
幸運にも上司がすでに4年先まで生徒を雇うのに十分な
研究費を獲得してるので、自分の職(RA)を失うことは
自分がとてつもないへまをしない限り大丈夫なはず。
ただ今後アメリカに留学しよう、さらにアシスタント
シップをもらおう、と検討している人たちにとっては残念
ながら非常に困難な状況に陥っているといわざるを得ない。

株投資なんてしてないからって自分は関係ないと思っても
いられないのが現状である。


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