こっちにきて初めて友達の結婚式のためYazoo Cityと 言う車で3時間弱の所に行ってきました。初めて行く所 だし遅刻してはいけない、と3時間半に家を出たのです が、これが正解。Yazoo Cityまでは問題なく行けたも のの、教会が書いてあった住所とは違う所にあり地図 の支持通りに行っても何もない。これは困った。
仕方ないのでガススタンドに入り、暇そうにクロスワ ードパスルをやっていたレジのおばちゃんに聞く。
「○○教会ってどこ?」 「うーん、どこだったかな、ちょっと待ってね」
どこに電話するのかと思ったら警察に電話して聞いて くれていた。こんなことで警察に電話するのか、と 思うも親切にしてくれているので見守っているといつ の間にか世間話が始まっている。おい、仲良しがいる のはいいけど、こっちは急いでるんですが。
幸い買い物客が来たので、電話は切れた。よかった。 で口で言っても忘れそうなので、地図を描いてもらう ことにすると、このおばちゃん、うまく地図が書けない のかなかなか筆が進まない。おいおい、と思っている とガスを入れて支払いに来たおじさんが話しかけた。
「どこに行きたいんだ?」 「○○教会なのよ」 「どこどこ曲がって、図書館過ぎた所か?隣に○○ 銀行がある教会?」 「そうそう」 「よし、俺が連れてってやる」
ということでこの優しいおじさんが先導して連れて行って くれることに。
しかしお約束かなこのおじさんも検討違いをしていて 場所がわからない。仕方なく外でひなたぼっこをしていた おばさんに教会の場所を再確認する。今度は自分が話し をした。
「○○教会に行きたいのですが」 「ここを曲がって後はまっすぐに行けば左側にあるよ」 「ありがとうございました」
しかしここからがびっくり。
「(僕がスーツを着ていたの見て)誰かの結婚式?」 「大学の友達のです。(友人の名前を言うも新郎側なの で彼女はぴん来ず、招待状を見せた)」 「知らないわねぇ(と言って招待状を眺める、すると 新婦側の名前を発見して)、あら○○さん家の○○ちゃん が結婚するの。あらぁ、おめでとうって伝えてね」
後で聞いた話だが、現在2人ともサウスカロライナに住ん でいるものの、ここは彼女の実家があり教会は小さい時 にずっと通っていた教会だそうな。しかし地元とは言え 名前を見せて知っていると言うのは少し怖い。
その後、前述の世話焼きおじちゃんがまた先導してくれ 無事に時間前に教会についた。今日はいろんな意味で 田舎と言うところを実感した気がする。
さて友人の結婚式だが、シンプルで非常によかった。 式は30分足らずで終わり、その後のレセプションも決め られた席に座るのでもなく、来賓の挨拶があるわけでも なく、仲間うちでだべっただけ。新郎新婦も適当に歩き 回って話をし、普通にばかばか軽食やジュースを飲んで いた。
そうそうアルコールがないので酔っ払いが出ない。 これはすごく新鮮だった。日本での友達の結婚式は必ず 新郎をつぶしにいってたから。そうでなくても勝手に 飲んで酔っ払うおっさんは必ずいたし。
ちなみに帰る時間も皆適当だった。早い人は軽食すんだ らさっさと帰ったし、残りたい人は好きなだけ残ってい る感じだった。自分は周りを見てそろそろかなと思った 時間に挨拶して、その場を離れた。変に気を使う必要が なく本当によかった。
結婚する必要があるのなら、式はこういう風に簡素にや りたいものだ。
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