2005年02月26日(土) |
ある公立高校の体育施設を見学して |
今日はOak Groveに行って10時半と1時からの野球の 試合をカバー。昨日からトーナメント形式で試合を しているので選手は疲れ気味で、怪我と言うより疲労 からくる痛みを訴えている選手が多かった。若者よ がんばれ。
今日の会場となったOak Groveという高校は5Aという 学生数的に一番大きい高校群に属す。また生徒数が 多いだけでなく、ここはハティスバーグ郊外に (黒人を嫌って)住居を移した裕福層の白人が多く 住む所なのでお金がある学校である。それだけに 施設が他の学校と比べてダントツにいい。
たとえば野球場、両翼320フィート、中堅360フィート でベースの周り以外はすべて天然芝。バッティング ケージはもちろん、室内練習場も作ろうとしている。 観客席もこれから増設のこと。うちの高校の野球場 もきれいな天然芝でケージも持っているがここまで じゃない。
そこのATCの方に新しく出来たATRも案内してもらった。 3つのトリートメントテーブルに2つのテーピング テーブル。電気治療器に超音波治療器、リハビリの 道具も最低限なものはみんなあった。隣接している ウェイト場もみせてもらったが立派の一言。こんな 施設を1つの公立高校が持つなんて贅沢すぎ。
また話を聞くと、Sports Medicineのクラスをずいぶん と前から開講していて、普段から高校生の見習い 学生トレーナーが手伝ってくれるという。またUSMか らも実習の生徒を受け入れているという。うーん なんとも豪華。今日見ただけで相手側には5人の学生 トレーナーがいた。
自分が担当するPurvis高校もATCをつけているし (って俺だけど)施設も自分の昔の環境と比べたら 比べ物にならないくらいいいけど、それでもOak Grove と比べると見劣りしてしまう。公立高校とはいえ親が お金を持っていて寄付をたくさん出来るところが部活 も強くなり、ないところはいい選手がいても伸び悩む という現状はどうなのかなぁと思ってしまう。
それでも日本の現状(これは大学も含む)よりはるか にいいのは言うまでもないのが悲しいところだけど。
よろしければクリックして投票下さい↓
|