5月も終盤に入り、GA探しはいよいよ最終局面に入ってきた。 NATAのJob listingを見ても、日に日に減るばかりでこれ から新しくいいポジションが空く可能性は極めて少ない、 と思っていたら意外とひょっこり出てきたりして正直とま どっている。
というのは一つの大学から最後のオファー(それでも公の ものではないが)が来て、これに返事をしないと他の人間 に出すという。もし自分がアメリカ人なら「ごめんなさい。 まだ他を探したいです。」と言えただろうが、I-20が切れて 見つからなければ2ヵ月後に強制帰国のはめになる1留学生に とって、このオファーを蹴るほど現在に余裕はなく、結果的 に「受け入れる方向でいます。」という返事をしてしまった。
それでも確かに公の文書で催促が来ていないので、まだまだ 蹴ることは出来る。しかしそれは(先生に対し)余り気持ち のいいものではないし、さらにあらためて大学を探すのに かける時間、お金、ストレスを考えると、ここに行く方が 賢明だ、と自分に言い聞かせ、気持ちを98%固めていた所 だった。
ところが今日、GA探しを担当するある大学のスタッフから メイルが来た。「あれからいかがですか?質問があったら 何でもして下さい。」と。別に入れてくれるという保証は ないが、それでもすでにレジュメを送り、気に入ってくれた のか大学院に入学に関しても積極的に働きかけてくれる、 といった申し出をしてくれてたのだった。(ちなみに彼は 僕がそこで志望する学科ですでにPh.Dを持っていて、担当 教官になれるとのことだった。)
正直に言うと、場所的にも、大学的にも、学科そしてGAの 仕事的にもそっちのが今決めようとしている所よりはるか に興味がある。問題はそこの大学は私立で、GAの待遇が 余り良くなく、お金が将来明らかに足りないことだ。
もう決めたことなんだから、とただ断ればいいのだが、 その大学院だけは唯一自分が昔いた専攻に近く、医学と 化学にまたがる非常に興味深い学科の門を開いてくれて いて、ただ断るのはもったいない気がして仕方がない。
気が多いねぇ、と言われそうだがそうなんだから仕方ない。 危険を冒しても応募するか、それとも今までの考え通り 折角オファーをくれた大学に行くか。また迷い始めて しまった。
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