留学先での独り言

2003年04月15日(火) 身の回りで起きた2つの訴訟

今日は身の回りで起きた2つの訴訟の話。

1つ目は自分自身が原告団に入った、アパートの前のガソリン
漏れ事件に関して搬送会社に対する集団訴訟。(2002/06/08
の日記参照)何度か弁護士が会社と交渉を重ねている、という
手紙を受け取ったが、結果は「これが原因で病院に通ったもの
もいなければ、自然環境への被害も認められなかった。」
つまりチャレンジするも訴えはすべて棄却され、迷惑料のみ
の交渉のために会社と弁護士がハティスバーグに近々来訪する
とのこと。だったら去年のうちに会社からの慰謝料$50ドルを
とっとともらっておくべきだった。この額より少なかったら
もっとがっかり。

2つ目はDerrick Nixの話。2003/2/16付けの日記にもある
ように彼は腎臓の機能障害を起こしていて、現在腎臓の
移植手術を待つ日々だが、彼が(もしくは家族が)薬会社
を相手取り訴訟を起こしました。これは彼が腎臓障害を
起こした過程を説明しなくてはいけません。

2000年のシーズンに彼は足首を捻挫し、チームドクター
は消炎剤を処方しました。これまで彼は腎臓になんら問題
なかったのですが、この消炎剤の副作用で腎臓に影響を与え
始めました(membranous glomerulonephritis、記事に
よると体内のプロテインを劇的に失わせる病気で、症状と
してむくみとエネルギーの損失だそうです)。このため
に彼は2000年のほとんど、2001年のシーズンをすべて棒に振り、
2002年に復活したもののシーズン後に病状が悪化している
ことが判明(focal segmental glomerulosclerosis,要は
腎臓の機能障害を起こし、現在腎臓の片方は全く、もう片方は
10%程度しか機能してないそうです。)。このためにその年の
ボウルゲームに出られなかったのです。その薬とはCelebrexと
Vioxxで訴えられた会社はファーマシア、ファイザー、そして
メルクのようです。

本来この手の訴訟には薬を処方した医師、普段彼の面倒を見る
アスレティックトレーナー、そして彼らを採用した学校が含ま
れるのが通常ですが、お兄さん自身もUSM出身で現在フット
ボールのコーチをやっているためか、訴訟の対象になって
いません。学校側はきっと胸をなでおろしていることでしょう。

新聞記事に訴訟額は記載されていませんでしたが、通院費、
入院費などすべての医療費、失った賃金(lost wagesって
書いてあったけど、実は意味不明)、この病気が無ければ
将来プロとして稼いだであろう相当額、そして訴訟費用が
含まれるようです。医療費、そして将来稼いだであろう
お金を考えると、莫大なお金を要求する裁判になるはずです。

このニュースはAPにより配信され、各スポーツサイトで
記事を確認出来ます。例えばスポーツイラストレイティッドは
こちら(リンク先)。ただ将来アスレティックトレーナーを目指す
自分にとって他山の火事とは思えません。


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