我儘じゃないし、むしろ当たり前じゃないか。だって俺、思うもの――特に必要としてない人が傍にいてくれたって、別に大して感動するもんでもないよなって。だから、どうせ一緒に居るなら、より自分を必要としてくれる人と居たい。だって、俺の時間は限られてるもの。だって、俺の体は1個しかないんだもの。だって、自分が必要だと思う相手には、同じように自分を必要だと思ってもらいたいもの。