ままにょにょ窟Lv10,000をまだ目指すしあわせ日記



思考が思考を生み、永遠に答えが得られぬような時でも、
あなたは考え、何かを想い、何かを得て、新しいあなたになっている。
あなたは考えることで、何かを感じることで、 常に新しいあなたに生まれ変わっている。
(RPG《聖剣伝説 Legend of Mana》より)




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2004年06月02日(水) 放り出さない

世界禁煙デーなんてものがあったことを諭されるみなさん、
こんばんは。

5月末日もナンの疑問も無く喫煙していたチャボです、どうも。
あんまりうるさく言われると、禁煙を禁止してほしいとまで思ってしまいます。

> 1時間4分16秒(昨日の続き)
鳴り響くケータイに、コール1回で応える。
何を言ってイイか分からなかったけど、それを《俺は男だから》で済ませてしまいたかった。
そう思う自分を嫌悪しながら、そのあとに来たる自己憎悪を全く予想だにしていなかった。
無力の2文字が重く圧し掛かる――全く変化を読み取れないいもーとの声。
無視しろ、忘れろ、考えるな――投げやり気味に言った言葉だったからかな。

先日別れた彼氏のカノジョさんからのメールを開いていくいもーと。
俺はもうひたすらに《開かずに捨てろ》と言ってたんだけどなぁ。
メールの内容を聞けば、やっぱり思った通りの内容だった。
いもーとの思考を停止させる内容のメール。
俺の友達を傷つけるような輩は許せなかったけど、口を衝いた言葉で俺も許されなくなった。

罵った。
見ず知らずの人を、Web上ですら言葉を交わしたことの無い人を、罵った。
なんだ、結局は俺のやってることも変わらないことだったんだな。
何かのために、誰かのために、自分のために、カノジョについての暴言を吐いていた。
それも、何の遠慮も配慮も無しに――もちろんオブラートにも包まずに。

なんか、そのことを今日は一日中に渡って悔いていた。
見ず知らずの人の陰口を叩いていたのが許せなかった。
おかげで、いもーとと話した内容の大半をすっぽりと忘れている。
何を話している頃にいもーとがちょっとでも回復したのか、もう思い出せない。
電話を切る頃には元気が戻っているような声がしたのだけははっきりと憶えてる。

電話を切ったあとで、無茶してでも書いた方がよかったかな。

> 《どーぶつ園》の入り口
1つ、学んだこと。
守るために戦い、失わぬために奪う》。
この言葉の意味を理解していたつもりだったけど、つもりだけだったなぁ。
いもーとの心の安定を守るために、カノジョを傷付ける言葉を吐いた。
それはいもーとのために必要なことだったと自分に言い聞かせている。
何かのためには、別の何かを切り捨てなければならないってことだな。
何も切り捨てたくないんだけどなぁ。

でも、結果的にいもーとに少なからず心の安定を持たせられたのは、嬉しい。
実際はどうなのか分からないけれど、少なくとも電話越しの声ではそう感じられた。

‥‥自分で思っている程には、無力じゃないのかもしれない。

> 書けない
《大対決》の続きを書くヒマが‥‥。
通常講義とか教職課程とかゼミ講義とかバイトとか‥‥。
まぁ、《大対決》は趣味でやってんだけどね。

> 忘れん坊
水曜日は裏ゼミの日。
読書感想文を書いてきて、毎回2〜3人が発表。
今日は3人がやる予定だったけど、内2人が準備不足で辞退。
と・いうことで、でしゃばってみた。

I don't have the sentence, but can i do the book report?》(←超不完全英文

裏ゼミ生として、謙虚に聞いてみたv
okをもらえたからやってみたけど、やっぱり難しい。
発音がド下手になっているなぁ‥‥やっぱり。
それが自信不満になって、無意識のうちに声を小さくしてたと思う。
やっぱり、準備は必要だね。

《準備ができないということは、失敗の準備をしているのと同じコトだ》

それにしてもUゼミは時間どおりに終わるなぁ‥‥。
ゼミ室の都合も先生の都合も気にしなくて済む俺の本ゼミ(M先生のゼミ)は、
余裕で1時間はオーヴァーすることも少なくないから。
‥‥まぁ、おもしろい内容だから気にならないけどね。

> 苦言
心友フジャータよ‥‥。
インターンシップ先の候補を挙げてくれるなら、その具体的情報を少しはくれ。
企業名すら分からないんじゃ、俺からは動きようが無いんだから。
聞かなかった俺が悪いンだけど、半端な情報提供ほど責任を問われるもんだぞ。

‥‥まぁ、その辺は昼にメッセで話したから、敢えてココに書くほどのことでもないんだけど。
でも、あくまでそれはフジャータにとっての話であって。
情報不足だと思ってもすぐに動かなかった俺自身への戒めとして、書いておく。

> 傷つけない
ショウさんの日記を読んで。
なるべく傷つけない――それはもちろん俺も考えたことだった。
15か16歳くらいの頃かな。
友達からの相談事が多くなりだした頃だった。
みんなが傷ついて苦しんでる――だから、俺はなるべく誰も傷つけたくなかった。

さらに考えたのは、それから2年後くらいかな。
相談を受けながら気付いたのが、友達の誰もが、彼らを悩ませる人との関係を絶つことだった。
もちろん《悪い方向に悩ませる》人たちとの関係をってこと。

当時、関係を絶つ主な方法は、ひたすらに相手を無視することだった。
寂しがり屋の俺は、怯えた。
自覚しないままに友人を傷つけ、友達を失って孤独になりかねないと。
傷つけないようにと心がけていながらも、知らないうちに傷つけてしまうかもしれないと。

出た答は、傷つけてしまうのは避けようが無いから、
そのあとの立ち回りに気を配ることだった。
傷つけないようにするのはもちろん、
傷つけてしまった場合に、つけた傷を治すことを決心した。

間違いを犯さないよう努められても、これをゼロにするのは無理だ。
犯してしまった間違いをどう償うのかが重要だな、と結論付けた。
ガラスを割れば先生に謝るし、紙ヒコーキを潰せば作り直して返す。
人の心も、それらと本質は変わらないんだと思った。

何かを壊せば、それを元通りに直すのは当たり前。
傷つけてしまった心を治すのも同じことじゃないかな。

傷つけてしまうことを避けられないことに気付いたなら、
傷つけてしまったときのことを考えてみるのは必須だと思う。
傷つけないように気を付けて、傷つけることが無ければそれでイイ。
それでも傷つけてしまった場合へのフォローの方が、ずっと難しい問題なんだ。


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