*ハナビヨリ*住宅ローン返済日記
もくじ|きのう|あした
お稽古ごとの時間まで微妙に暇だったので、 実家から最寄りの郵便局まで、 郵便物を出しにわざわざ歩いてみた。 往復、30分。意外と近い。
その間、下の妹と久々に電話。 一緒に住んでいた真ん中の妹が今夏結婚するので、 お互いの引っ越し作業で忙しいらしい。 その手伝いに、はな母が今週末に大阪に出向く。 今週末ははな母の誕生日なので、 サプライズ・プレゼントの打ち合わせをした。
女同士の電話は話があちこちに飛ぶのが当たり前。 会話が途切れた時、妹が改まって言った。 「お姉ちゃん、ほんまに…体気をつけなよ?」 「うん、なんで?改まって…」 「お兄ちゃん(はなにとっては弟)が夢を見たんだって」 「どんな?」 「それがお姉ちゃんが死んじゃう夢」 「へぇ。逆に縁起いいんだよ?」 「それが…お祖母ちゃんが亡くなる前にも、 お祖母ちゃんが死ぬ夢をみたんだって。 予知夢みたいで気味が悪かったみたい」 「ははは、そうなん。気を付けるわ〜」
父方の祖母か母方の祖母か、 弟がどっちの時に夢を見たのかは知らないけれど、 どちらもしばらく病に伏していて、 余命が長くないことがはっきりしていた。 一応、健康体のはなとは状況が異なるので、 あまり気にしていない。
けれど…と、ふと思ったのは。 もしもはなが本当に突然あの世に行っちゃったら、 近親者は状況を把握できる。 然るべき手順を踏んで、見送ってくれるだろう。 が、こうやってはながネット上で 日記を綴っていることを知っている近親者はいない。 パトちゃんもこの日記の存在を知らない。 もしもこの日記を、 継続して読んでくれている方がいらしたら、 ある日を境に、突然綴られなくなったこの日記を、 気にかけてくれることはあるのだろうか。
…いや、それはないな。 わざわざ死ななくても、 全然違う理由で日記を書かなくなることはよくある。 もし私が読み手であっても 「あれ?更新止まってる。どうしたのかな?」とは思うけど、 「何かあったんだろうな」くらいにしか捉えないもの。 日常の煩雑さに追われ、忘れてしまうもの。
その分、たまに愛読していた日記が、 半年ぶりとか1年ぶりに復活しているのを知ると とてもとても嬉しい。 「あ、元気でおってんやな〜」って、ほんわかする。 その気持ちを知っているので、 読んでもらってるのかどうかはさておき、 とりあえず生き続けて、ぼちぼち更新しようっと。
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