*ハナビヨリ*住宅ローン返済日記
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2004年11月26日(金) |
理解できませんでした☆ |
懸念していたとおり、パートさんが辞めていった。 この「懸念」とは「鬱の再発」である。
入社してすぐに病歴のことを告白したパートさん。 震えながら言葉につっかえながら話す姿は実にしんどそうで、 「お気の毒に」と思った。そして 「この人はちっぽけなことでも気に病むんだな」と思った。
だから最大限の配慮をしてきた。 負担になるほどの責任も与えず、時間も急かしたことはない。 もちろん失敗には注意もしたけれど、必ず最後に 「次に気を付けてもらえればいいんですよ」と 「私だって失敗、いっぱいしますよ」と 「誰かがミスしても誰かが助けてくれるんですよ」と 精一杯、励ましてきた。許してきた。
だけど、許容量いっぱいになったそうだ。 いきなり泣き出したのだ。 驚いた。 そして…批判を覚悟で正直に言えば、呆れてしまった。 これっぽっちのことで心を壊してどうするの? 私はあなたが泣けるほど辛くあたった覚えもない。 この3ヶ月、これだけ気を遣ってきたのに、結果がこれ? やってらんない。 しかも切々と自分のことを周囲に訴えるだけ訴えて 「頑張る」とも「辞める」とも決められないし、 自分の意志はないの? 「うまく甘える小さな子供みたいだ」と思った。
心の病のことはよくわからない。 誰だって晴れやかな気持ちの時もあれば、憂鬱な時もある。 でも誰だってなんとか自分をコントロールしている。 「私みたいな人間もいるんです」と最後に言ったパートさん。 理解できなくてごめんね。 でもそのセリフ、やっぱり自己弁解にしか聞こえない。
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