*ハナビヨリ*住宅ローン返済日記
もくじ|きのう|あした
ただ、ただ、驚いているのですが…。 うちの会社に出入りしているカメラ屋さんの 若奥さんが亡くなりました。 まだ34歳でした。 ご主人が集金のついでのように話し始めた内容に 頭を殴られたような衝撃を受けました。
「週末に家内が亡くなりまして店をお休みします」 「3年前からガンを煩ってましてね」 「本人の希望で、家族以外には知らせていませんでした」 「ご迷惑をおかけします」
寝耳に水ってまさにこのこと…。 「最近、見かけないな〜」とは思っていたけど てっきり赤ちゃんが出来て 大事を取ってらっしゃるとばかり思ってました。
朗らかな笑顔の優しい方なんです。 特別、仲良く話したりしたわけではないけど 時期によってはほとんど毎日、顔を合わせていたし、 ショットバーで出会ったこともあったし、 この奥さんにはとても好感を抱いていました。
本当に人の命って…。 あまりに衝撃が強くて少し心が乱れています。 もしももっと身近な人に同じコトが起こったら… と考えると、ますます心が乱れます。
ご主人は闘病生活の間に覚悟が決まってらしたのか 淡々とされているように見受けられたけど、 心の中はどんなにか…とても仲の良いご夫婦なので。
生きる希望を持ちつつも、 死を背中合わせにした目に映る景色は この世界はどんな風に見えていたのでしょう…。 心よりご冥福をお祈り申し上げます。
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