*ハナビヨリ*住宅ローン返済日記
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2004年06月11日(金) |
全力でお前を守るぜ☆ |
ここ最近、はなにはにっくき「敵」がいる。 その「敵」とは愛猫リン(仮名)のご飯を狙ってやってくる ♂の野良ネコである。 うちのリンちゃんは女の子でとにかく弱虫なので、 いつもヤツがくるとひたすら避難。 ヤツがご飯を平らげるのを悲しく見つめるだけしかできない。 そしてヤツが意気揚々と去ってから、 はなに「ごはーん、ごはーん」とおねだりする、弱虫リン。
悪いが、うちのネコはリンだけなのだ。 お前を飼っている自覚はないのだ。 えさ代もバカにならないうえに、リンを脅かすとは何事だ。 よって「敵」なのだ!
ヤツは体もデカイが態度も声もデカイ。 「オレ、ここにいるぜ!」とアピールしているかのように 野太い声で「うにゃぁあおぉぅう」と鳴く。 その声を耳にするたび、外に走り出て追いかける。 当然ながら相手は俊敏なネコなので追いつけるわけはない。 でも何度か繰り返すうちに来なくなるかも、と期待していた。 しかし!ヤツは来なくなるどころか、知恵をつけた。 はなを見かけたら身を潜め、はなが居なくなるのを待つのだ。 なんとまぁ、いけ好かないこと!
今日も聞こえた、あの野太い「うにゃぁあおぉぅう」 当然、飛び出すはな。 いない。どこに隠れているんだ! ここだ!見つけた! と、同時にヤツも逃走!「待てぇえぇい!」
…足がもつれるとはこういうことなのね。 履いていたつっかけがまさに地面につっかかり、 まるでコントのように派手にスライディング。 …まともに正面から転けた。 しかも軽くデコボコしたコンクリートの上に。 「いったーーい!」もう怒り心頭。 あまりの痛さにすぐに起きあがれないんだ。
なんとか起きあがったら服は上下とも真っ白け。 口の中は血の味がする。 それでもヤツがいなくなったのを確かめた後、 家に入り怪我の具合を確認。 両手の平は擦りむいている。 両膝も擦りむいた上に打撲、内出血。 上唇が切れ、腫れている。 あごにもうっすら内出血。 右肩が痛く腕は上がらないし、首の後ろが痛い。
転けた後の体の痛みって、 ものすごく運動をした後の疲労感に似ているんだな。 妙なことに一人で納得しながら、 おかしくておかしくてゲラゲラひとしきり笑う。 もうね、笑わないとやってらんないくらい、痛いんだ。
たかがネコ一匹のために、ここまでやるかね(笑)? リンちゃん、お前は大事な家族だから このバカな飼い主はこれからも全力でお前を守るからね!
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