*ハナビヨリ*住宅ローン返済日記
もくじ|きのう|あした
彼の会社も大概だ。 労働基準法を知っているのか? 就業規則はどうなっているのか? 働く社員はそれで納得しているのか? ああ、疑問だらけだ。 怒り狂うはなを不思議そうに眺める彼。 あなたも感覚がマヒしているよ。
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超・ひさしぶりのケンカ。 といってもまた、はなが一方的に怒っている。 だからケンカとは言わないかもしれない。 しかし、はなが怒る原因は彼にあるのだ。
彼の家では、家の人が食べる分くらいの お米を作っている。 義父も「米がなくなれば言っておいで」と言うし、 一度、遠慮して言い出せなくてスーパーで米を買ったら、 それを知った義父に、後で怒られたので、 それからは遠慮せずに甘えることにしている。
そして今回。 1週間も前から「お米がなくなりそうだ」と 彼に予告していた。 彼も「ホントだ。頼んどくわ」と言った。 2,3回「お義父さんに頼んでおいてくれた?」と確認し、 その度に「頼んでおく」という彼に不安を感じたが、 「もう子供じゃないんだし、 あんまりしつこく何度も念を押すのもな〜」と思い直し、 安心して任せることにした。 彼は毎週火曜日、実家に顔を出すので その時にもらってきてくれるものだと思っていた。
実際、火曜日を待たずに米が尽きてしまい、 はなの実家からお弁当を入れるのに必要な分だけを チョロかまして(笑)窮場をしのいでいる状態だった。
そして火曜日。 帰ってきた彼、米袋を持っていない。 はな「…お米は?」 彼「あ。忘れちゃったよ」 ありえない。ありえない。ありえない。 この1週間、ずっと気に掛けてきたことじゃないか。 はな「忘れた?米は用意してくれてはったの?」 彼「…いや。頼むのを忘れていた」 ありえない。ありえない。ありえない。 自分の発言に矛盾を感じない彼が不思議だ。 はな「…お弁当、どうするの?」 彼「仕方ないから買います」 ありえない。ありえない。ありえない。 自分が手配しなかったことを棚に上げて 「仕方ない」と言い切れる彼が不思議だ。
その後、烈火のごとく怒る。 何のために実家に戻ったのか?と問うと 彼は義妹に頼まれていたビデオを返却するためだと言った。 …ほーお。 妹のいつでもいいような頼み事はすぐに聞けるくせに 妻のせっぱ詰まった頼み事は後回しかい! ええ根性しとるやないけ。 米を買って義父に怒られるのも私なら、 米がなくて弁当を入れられなくて困るのも私かい! 延々続くので省略。
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