*ハナビヨリ*住宅ローン返済日記
もくじ|きのう|あした
夜は寒いので、 洗い物やお洗濯を後回しにしては、 おこたに潜り込んで彼の胸板に顔を埋める毎日です。 くっついてるとあったかいし、 なんだか守られてるみたいで安心する。 下から見上げる、彼のあごのラインは最近のお気に入り。
くっつきながらくんくん、匂いを嗅ぎます。 彼の匂い、はなにとってはいい匂い。 たまに汗くさかったり、埃っぽかったりするけど、 さして気になりません。 だって、彼の匂いだもの。
ひとりでくんくんやってると彼が言いました。 「はなは匂いが変わったね」 …!?!? 「どんなふう…に?」内心、どきどき。 だって「臭くなった」とか言われたらショックでしょ。
「いや、上手く言えないんだけど…匂いが無くなった?かな」 …!?!? 「な、なくなった?」以前はどんだけ匂ってたんだ? ある意味、ショック。
そのショックをしばらく引きずっていたんだけど、 ある結論に辿り着きました。
“はなと彼の匂いが同化したんだ”
匂いって使ってるシャンプーや、 洗濯をするときの洗剤の種類や、 口にする食べ物によって、大きく変化するもの。 はなと彼は生活を共にするようになって、 それらを共有し始めました。
と、なると当然のごとく、 シャンプーの匂いは同じ、洗濯物の匂いは同じ、 食事はもちろん同じものを同時に食べるわけですから 口臭も同じ(笑)
仕事柄、彼はよく汗をかいたり埃まみれになるので そういう日は彼の方が独特の匂いに包まれるけど、 基本的には同じ匂いになったんだな。
そう考えると… 少しずつ“夫婦”っぽくなってきた感じがして ちょっと嬉しい発見でした。
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