*ハナビヨリ*住宅ローン返済日記
もくじ|きのう|あした
2003年10月13日(月) |
田舎ならでは行事☆その2 |
続・リポート「田舎ならでは行事」
第2弾「村祭(むらまつり)」 田舎では他に楽しみがないのでせうか? 規模の大小はあれども、お祭りばっっっかりです。
はなの嫁ぎ先の地域では、 お宮さんで「奉納相撲」が執り行われます。 地域の幼児から中学生までの男の子が相撲を取ります。 大昔は大人も相撲を取っていたそうですが、 事故があったそうで(怖くてどんな事故か聞けなかった) 今は子ども相撲だけなんだそうです。
今年は生憎の雨模様。 しかし「奉納相撲」に天候は関係なし。 雨が降ろうが槍が降ろうが、はたまた台風が来ようが 必ず執り行われる大切な神事なんだそうです。 …大事かもしんないけど、子どもが可哀想だよ? そして、主役の子供達、合わせて5人。 …幼児から中学生まで合わせて、たったの5人!!! …過疎化、進みすぎだよ… そのせいで何度も何度も出番の回ってくる子供たち。 土俵が雨でぬかるんでいるために、 足首まで泥に埋まり、全身泥だらけになりながら、 休む間もなく相撲は続く…。 そして周囲は年寄りばかりなりけり。
その後は公民館に場所を移し、演芸会。 え、演芸会ってアニメの「ちびまる子」でしか 聞いたことないよ、あたしゃ。 スポットライトの中央で、 地域のお年寄りが歌や日舞や説教話を披露し、 皆は酒を飲みながらぱらぱらと拍手を送っていました。
最後に福引きです。 その福引きも事前に各戸に札が配られており、 家族が何人いようが各家につき1回と決められています。 …つまんない。 我が家では姪っ子が代表でくじを引き、見事「鍋」をゲット。 そう、景品も鍋、コンロ、フライパン、漬け物樽など、 生活必需品が用意されています。
福引きが終わると女子どもは早々に帰ってしまい、 その後は男の人たちの酒盛りが本格的に始まるそうな。
今年は雨だったから、小規模なお祭りになったみたいです。 こうして祭りにかこつけて寄り合いながら、 田舎では皆が助け合って生活しているんだね。 …少しずつ、馴染んでいけたらいいなぁ。
|