*ハナビヨリ*住宅ローン返済日記
もくじきのうあした


2003年07月01日(火) 君へ☆

昨日は、6年間付き合った君の誕生日。
電話をしようか、ギリギリまで迷う。
報告するのにキリがいい気がしたのです。

別れてもう、4年と半年。
あの時は、君の負担になりたくなかった。
大きな夢を見つけて走り出そうとしていた君と、
ゆっくり歩調を合わせて歩きたかった私。
一緒にいても見ている方向が違っていたんだよ。

今では思い出すのも稀になっているけれど、
君は私の青春そのもの。
君のこと、ほんとに大好きだったよ。

「ほんとに別れた方がいいのかな」
あの時泣きながらポツリとつぶやいた君の言葉は、
しばらく私を支えてくれました。
自分から別れを切り出したくせに、
すぐに後悔して泣き言を言った私を「がんばれ」と
励ましてくれた君でした。
そんなストイックな君だから。
2年前のクリスマスに電話が一度あっただけ。

2年前のクリスマス。
その時は動揺してしまったから
気付いてあげられなかったけど、
きっと、君にとって大きな節目だったんだね。
思い出してくれてありがとう。
何も言わず、私のことを気遣ってくれた君でした。

遠い想い出になった今でも、君のことは大好きだよ。
困っていたら、きっと助ける。
でも君へのそれは愛情ではなく、敬愛。

今。
私の隣には、愛する彼がいます。
同じ目線でものを見てくれて、
同じ感性で笑い合える彼がいます。
ゆっくり歩調を合わせて歩きたい彼がいます。

いつものように彼から電話があって、
いつものように楽しくてばかな話をして笑って過ごしました。
気付けば、午前0時を回っていました。

電話しなくてよかったんだと思う。
君の横には、きっと誰かがいるはずだもの。

誕生日おめでとう。
これからも君が年を重ねるたびに、心の中で。





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