2009年06月03日(水) |
僕は君をつれていく。 |
「今すぐにでも戻りたい」と言っていた場所に戻ってきた彼は
緊張と嬉しさで少し高揚していた。
当たり前だけれど歩き方が彼らしくて嬉しかった。
でもまだ何も言えなくて・・・。
カーテンが開くとそこには5人の姿。
おかえり、剛君。
それぞれのこの一ヶ月。
何も知らなくて・・・。あぁ、なんて人たちなの。
私はとてつもない人達を好きになっていたのかもしれない。
いい事も嫌な事も切ないことも苦しい事も 喜びも哀しみも傷の痛みも。 運命を共にする彼ら。
彼らの前に道はない。誰も歩いたことはない。 彼らが切り開いてきた道だけがある。
彼らだからここまできたのだと痛感させられた。
さぁ、まだまだ歩いていくよ。ついていくよ。
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