SEOUL×FIGHTER 
ソウルファイターあすかの戦う日々とそうでもない日々。

2004年09月16日(木) 「タジマバシメ」きたる。

9時起床。
私はチチが寝ている間にヨクサムという場所にある
「ソンズホーム」へ向かいました。

一度失敗した「キムチ教室」の取材の為に。
今回は念入りに取材させて頂きました。
(この模様は「イッツコリアル」の二号目(11月発売)をご覧下さい)

私は無関係なのに、この日も昼食をご馳走になってしまいました。
ここのボスはソンさんという女主人。
日本に留学経験がないのにとても日本語が上手で親切。
先日ほぼ貫徹で仕上げたネームも、こちらの家庭用FAXを借りて
日本の編集部まで破格の値段で送らせてもらったし・・・。
お陰で編集部とのやりとりもスムーズにいきましたv

いい原稿を描いて紹介してソンさんに手渡しするぞ!

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友人、ヤンさんから紹介されていた韓国の漫画サイトの編集部に
電話をしました。
しかし、待ち合わせ場所がよく聞き取れず、私は思わずその辺にいた人を
とっつかまえて電話を代わってもらいメモしてもらいました。

人間極限まで来ると、すごい度胸が出るもんですね(笑)

そのメモをタクシーの運ちゃんにみせ、とあるホテルのロビーへ。
編集部の社長と挨拶をしました。

「ぜひうちのサイトで漫画を描いて欲しいんですが
もしお時間があったら、これからうちの編集部に行って代表と
詳しい話をして頂けませんか?」と社長。

まあ、特に用事もなかったし、描く描かないは別として
話を聞くだけでも面白いと思い、今度は「メボン」という場所まで
移動する事になりました。

社長はホテルの入り口からタクシーを止めてくれ
運ちゃんに一万ウォン(千円)を握らせて、住所を伝えてくれました。

「木村さん、緑色のビルが目印ですからね」

乗ったタクシーは黒塗り。そう、恐れ多い模範タクシー。数年ぶりに乗りました(笑)
だって基本料金4000ウォン(400円)韓国じゃ高杉。
(ちなみに一般タクシーは基本料金1600ウォン)

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無事編集部に到着し、名刺交換。打ち合わせが始まります。

韓国では有名な検索サイトらしく、これから漫画のコーナーが入るらしい。
日本と韓国の文化の違いを面白おかしく描いてもらえないか頼まれました。

仕事の量は週間連載。
一週間に4Pの割合です。
向こうも「描く大変さ」をわかってくれていて
出来るだけキャラクターは簡単に、4コマ形式でサクサク描いて欲しいとの事。
翻訳も今までは自分でやっていたり、自腹切って翻訳家を雇っていたけど
今度は編集部が翻訳をしてくれるので安心(てか、これが常識なんだけど)

私は念の為に体が本調子でない旨も伝えたところ
「木村さんのペースで準備を始めて下さい」と言ってもらえました。
とりあえず、会社にも誠意を感じられたし、この仕事やってみようと思う。

ヤンさん、紹介してくれてありがとう!

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メボン駅から地下鉄で我宿ホンデへ。

頻繁に電話がかかって来るので、手に持っていました。
気がついたら、手に持っていませんでした。


顔面蒼白。


ホンデ駅で気が付き、路上の空いてる所かまわず
カバンをぶちまけました。
どう探しても携帯は見当たりません。

私は真っ先にコシウォンに戻り、管理室のお兄さんに事情を話し
自分自身に電話を掛けました。

もし、音が鳴ったらカバンの中にある。そう願って。

すると「ヨボセヨ ヌグセヨ?(もしもしどなたですか?)」と女の子の声。

「アノ、ソノ ケイタイ ワタシノ ケイタイ。 オトシマシタ 
オトシマシタ ソレ ワタシノ。 イマ ドコ イマスカ?」

韓国語もおかしくなっています。

女の子は「地下鉄で拾って預かってます。今、どちらにいらっしゃるんですか?
ホンデですか?じゃあ今から伺いますので、ホンデの正門前で待っててください」

「ワカリマシタ ワカリマシタ。イマ イキマス。マッテマス
ワタシ アカイ フク キテル メガネモ アカ ゼンシン マッカッカ」

もう訳わかりません。

とにかく万歳。「良かったね!」とコシウォンのお兄さんと万歳。
リュックを背負い、大学の正門前まで走ります。
もう人生バラ色です。

しばらくすると、私の携帯を握り締めた高校生の女の子がやって来ました。

お互いに「電話の相手」という事がわかり、挨拶をします。
私は女子高生に名刺と一万ウォン札を握らせました。

「本当にどうもありがとう。あなたが拾ってくれなかったら
困ってしまうところでした。このお金で何か美味しいものを食べて下さい」

本当に本当に嬉しかったから、どうしてもこの拾い主にお礼がしたかったんです。

すると女子高生。
「お受け取りできません」

私「なぜ?これは日本式なんです。どうか受け取って!」
女子「いいえ、韓国式ではこれが礼儀なんですよ」

と、名刺だけ受け取り立ち去っていきました。いい子でした。
私はその女子高生の姿が見えなくなるまで見送りました。

本当に本当にどうもありがとう、って心で思いながら・・・。

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夕飯は元身元保証人、李さんと李さんの友達とソウルで5本の指に入るという
「キムチチゲ」の美味しいお店にマッポという場所まで行きました。

器は冷麺のような銀製。とても珍しい。しかも鍋、おかわり自由v
食べた後はシンチョンまで車で送ってもらい
頼みもしないKFC(ケンタ)に入り「イッツコリアル」の原稿の
打ち合わせを国際電話でしました。
ほぼ書き直しなし!これで本描きに入れるぞ!

「カケハシ」で、今日から韓国入りした
はじめっち、さかもっちゃん、佐々木さん、ステラちゃんと合流。

カケハシに来るのはほぼ1年ぶり。金谷さんのライブ以来でしょうか。
マスターも変わり、店内も全面的に改装されててビックリしました。

明日、明後日と彼らのライブがあります。
その為の準備とリハーサル。深夜1時近くまで続きました。

私とチチはそれをニヤニヤしながら見物。

帰りはこのメンバーでカムジャタン(ジャガイモと鶏肉鍋)を食べに行きました。
鶏肉が骨っぽくて食べる所がないと、皆でキレながらたべました。
じゃがいもは美味しかったです。

ああ、今日も濃い一日だった。早く寝よ。

とりあえず携帯は二度と落とさない。これ教訓。


 < モドル  モクヂ  ススム >


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