| 2003年06月30日(月) |
わが人生に悔いなし。 |
朝8時半、殿方からメール。
「昨日はお返事出来なくってすみません。 友達と話したら気づかなくて。 それと無理なお願いしちゃってごめんなさい」
今日締め切りの仕事のメドが立ちそうだったので 少し会って話せないか、メールを打ちました。すると
「これから山に登ってくるので、帰ってきたら連絡しますね」 というお返事が。
ここ2,3日の間に彼とやり取りして 何となくそろそろ告白してもいい時期かも、と考えていました。
正直、殿方に幻滅した部分もあったし ガーンとぶつかってスッキリしたい気持ちもあったし。
仕事を終え、カラーコンタクトを入れ 念入りに化粧をして戦闘態勢。
マスカラを塗る手がガクガク震えるのがわかります。 気を落ち着かせる為に、心のお師匠様から頂いた水晶を握り締めました。 すると、本当にご本人から電話が来るじゃないですか。
念飛んじゃったか?(笑)
お話をしてる間に、手のガクガクブルブルは自然に取れ 心がリラックスしました。よし、もう大丈夫だ。
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午後になっても、殿方から連絡が来ません。 老体に久々に貫徹はちとキツかったか。 ベッドの上でウトウトしてると彼からメールが。
「ご飯食べに行きましょう。今から部屋出ます」
今かよ!
速攻で着替え、居眠りでボロボロの化粧を直し外に出ると 室内着そのままの殿方がいました。半ズボン。 (あと、多分よっしーの見た噂の薄緑のヤングメンTシャツ)
終始無言の二人。
殿方が連れてきてくれたのは中国料理屋でした。
「ごめんなさい、何も出来なくって」 話のキッカケを作ってみます。
「それでケンカの原因は何なの?」 「うーん、色々あって・・」とお茶を濁すと、少しキレ気味で 「色々って原因は理解できない。それじゃあ答えになってない」と 言われました。
着席早々説教ですかい。
私もちょっとムッときたんで 「じゃあ、ちょっとお聞きしますけど いきなり私に中国人を紹介しろってのも変ですよ。 そんなに慌てて行きたいなんて、中国で見合い結婚でも するつもりなんですか?」と、反撃。
殿方はキョトンとして「そんなのあるの?」
あら、ちょっと肩透かし。
私「じゃあ仕事かなんかで?」 殿「ううん、それでもない。ただ漠然と住みたいと思ってる。 あと10年したら」
10ねん?!
あまりにも漠然すぎ。 ウワー、まさに韓国人的考えだわ。 途中で気が変わるに1000ルピー。
まあ、それで語学勉強もしたいらしく 韓国語も話せるシャウリャン達に教えて欲しいそうなんです。 だから自分から話しかけろっつってんのに。
私「長いメールが年中来るからビックリしちゃって。 いつもは業務連絡程度なのに」 殿「そのお誘いをしたかったから長かったんだよ(笑)」
私「チッ・・」あからさまにイヤな顔をしてやりました。
すると、ちょっと顔を近づけてきて 「気分悪かった?」と意味ありげにニヤリと笑うじゃありませんか。
もしかしてこの人感づいてるのか?
さて、そうこうしてるうちにテープルへ どんどん料理がやって来ました。
ナマコと海老と野菜の炒め物。
大海老の丸揚げ。
チャンポン。
内装はしょぼいのに、出てくるのは回るテーブル系のゴージャス料理。 海老が死ぬほど好きな私は、美味しすぎてジタバタ。
殿方が頼んだ「二鍋頭酒」はものすごい小さなビンに入ってるんですが
そのアルコール度数56度。
テキーラを越えた(笑) 56度なんていう酒は飲み物じゃありません。ほぼ消毒液。
料理も美味しいし、お酒も美味しい。 殿方もどんどんご機嫌になって来ました。
美味しいご飯を楽しく食べる。 さっきの気まずいムードもいつの間にか消えていました。
帰り道は二人でアイスを食べながら歩いてると いきなり殿方がパン屋に入りました。
取ったり置いたり、触ったりなでたり。 それはそれは嬉しそうにパンを触ってるので ものすごい酔っ払ってるんじゃないかと思って 私は他人のフリをしてました(笑)
すると買ったパンを私に差し出すではないですか。 「一番美味しそうなのを選んだから、帰ったら食べて」って。 シラフでした。ヨッパじゃなかった(笑)
歩き続けて、もうすぐ下宿に到着してしまそうな位置です。
「ああ、今日はダメなのかもしれないな」 そう諦めかけた瞬間、殿方が花壇のわきの階段に座ったんです。
「ちょっとタバコ吸ってもいい?」
人通りは多いけど、階段の部分はちょっと奥まってて静か。
また再び沈黙。
私はコクるチャンスを伺い中。挙動不審。
普段は絶対に距離を置いて座る殿方が近く座っています。 顔もおだやか。
今ならいける、と確信しました。
「私、あなたに話したい事があります。 でも言った事に対して、今すぐ返答したり携帯にメッセージを 送って来ないでください。落ち込んだら仕事に支障が出るから。」
そう一気に言ったんですけど、肝心な言葉が出てきません。
下を向いたり、髪をいじったり 明らかに挙動不振な私を、殿方は黙って見ています。
なんとなくその場の空気が止まった瞬間
「私はあなたが好きです」
一年間あたため続けてきた言葉をやっと言えました。
この時の気分のよさときたらもう。 てか、相手の返事はどうでもよくなってるし(笑)
すると、殿方は「じゃあ、僕の答え言うよ」
あ”−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−ッ!!!! だから答えなくていいって言ってんじゃんかー!! 人の話を聞け。
あの殿方をボコボコにしてしまいました。思い切りグーで。 ごめんなさい、ごめんなさい。
「僕の答え」 彼がどう答えようとしたかはわかりません。 なぜならアルコール56度の酒を飲んだ後だったからね。
だけど、本当に答えなんてどうでもよくなりました。
多分わたしにとって 殿方に気持ちを伝えることが、一番重要だったのかもしれません。
言い残しも後悔も全くないし それよりやっと肩の荷が下りたかなって感じです。
あの「彼に私の気持ち気ずかれたらどうしよう」って不安が 自分にとって一番のストレスだったのかもしれません。
意思表示をしたことで、これからは正々堂々と真正面から戦えるし。
こんなことなら、もっと早く言えばよかったなんて思うけど 今日のあの日あの時あの場所だったからこそ 素直に伝えられたのかもしれませんね。
がんじがらめになってた日々から 開放されるかと思うと、すっげえ嬉しいし。
もしかしたら、そう遠くない未来に私は韓国を離れるかもしれません。 でも逃げるって意味じゃないのよ。
新しい土地で、新しい暮らしがしたいなーって、漠然と。 多分日本以外のどこかで。
その前にもっと働かねばのウ・・・。
下宿に帰って早速へーちゃんに報告したら 手を握って「ヨカッタネエ・・」としみじみ喜んでくれました。 ありがとう、みんなのお陰ですv
これからは胸はって生きるYO!!!!!
殿方情報局、これで一応一件落着です。
ここに来てくださる皆さんにも 色々ご心配おかけしました。
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そうそう、そういえばコクった後の帰り道。 再び二人終始無言だったんですが。
なぜか殿方がまたフラリとスーパーに入って 今度はジュースを二本買ってくれました。
んで、それを渡すとき
「アスカ、これ」って。
・・・・・・おや?
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