| 2003年05月26日(月) |
自分を見つめなおす日。 |
今日、読売新聞の取材を受けました。 まさにタナボタです。ナボナはお菓子のホームラン王です。
お昼に新聞社の白川さんと待ち合わせをして まずはお昼を現代デパートの近くにある「行列のできる冷麺屋さん」 で、ベタに冷麺を頼みます。あとキムチジョン(ようはお好み焼きでつ)
白川さんとは今日初対面だったので 冷麺を食しながらご挨拶をしました。
以前キョボ文庫でソウルファイターを買ってくださって それが今回のお話に繋がっている訳です。 いやはや、本当どこで誰が見てくれるかわからないもんだ。 しかもこのゲフィン極まりないHPも見てくれているそうです。
しかし、白川さん来週には日本に帰国されてしまうので 韓国での個人的な取材のお仕事は、これがラストなんだそうです。
ほとばしる緊張感with残尿感。
逃げてもいいですか。逃げてもいいですか。 冷麺どんぶり持ったまま逃げてもいいですか。
顔はニコニコしていましたが、もう足腰はガクガクブルブル。
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「じゃあ、ゆっくりできる所でお話を」と言うことで 大好きなコーヒーショップTWOSOME PLACEに向かいました。
白川さんはとってもジェントルメンで素敵な方です。 しかも殿方と同い年という所が更に好感触(笑)
新聞社の方ってもっとコワいイメージだったんですけど ほんわりとした雰囲気で、私もリラックスしてお話できたと思います。
いや、むしろリラックスしすぎた傾向あり(笑)
どうして韓国が好きなのか、韓国に来たキッカケ 友達や仕事や学校や将来の事 聞かれてもないことまでベラベラ喋ってたような気がします。
白川さんが私が言ったこと(おそらくポインツになりそげな部分)を ノートにメモしていきます。
「もうちょっと話してもいいですか?」
元登校拒否児の信じられない発言です(笑) ラジオ同様話しても話しても話したらない様子です。このお猿さん。
韓国のグルメもファッションも芸能界も全然興味ないけど 自分の事ならいくらでも話せます。
悔しい思いも、悲しい思いも、楽しい思いも、嬉しい思いも すべて私が体験してきたことですもん。 私だけしか味わってない経験ですもん。
そりゃあ鼻フンガーってして話したくもなるわさ。
悔しい経験もたくさんしたけど、それもいい思い出。 今ならネタでいくらでも話せるし したくても出来ない経験できた自分ってオイシイって思うもん。
私にとって韓国って国は 「10個イヤな事があっても、一個イイ事があれば帳消しに出来る街」
「憎みきれないろくでなしですね」と 笑って賛同(?)してくれた白川さんでした。 そう、まさにソレなんです。
どーしようもないヤツだけど、許せちゃう(笑)
今回も感極まって泣いてしまいましたが 最近はずっと嬉し涙です。
韓国で出会った仲間や、いろんな出来事を思い出して。つい。
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さて、舞台は変わって我が下宿。
「今日新聞社の人が来て、私のお部屋で写真撮るんです」と アジュンマに言うと、たいそう喜んでくれて ご挨拶する為に待機していてくれました。 下宿のみんなもちょうど学校から帰ってきてて 応援してくれました(何の?)
今回のみありえない部屋(ものすごくきれいに整えられた部屋) そしてありえない服装(ジャージじゃない)で ありえないポーズ(原稿描いてるけどカメラ目線でニヤリ)
すべてがありえません。 異空間です。
「写真は小さいんですよね」と小さく確認を取ると
「いえ、結構でっかいですよ」と白川さん。
出来れば、松たか子の顔でアイコラに変更お願いします。 もしくはフォトショップで加工お願いします(笑)
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撮影終了後(つーと、なんかカッコイイ) 台所でアジュンマが梨とイチゴをご馳走してくれました。 (イチゴはケミちゃんの差し入れ)
「この子の本を新聞でたくさん紹介して たくさんお金を稼げるようにしてあげてください」
それを100回くらい言ってました。 私はちょっとそれが嫌みに聞こえてしまったんです。
働いても働いてももらえない給料の事情をアジュンマは 知ってるから言ってくれるのだろうけど。
あまりにも情けなくなって、お夕飯を作る前に アジュンマに抱きついて泣いてしまった。
「お前が頑張ってるのはわかってるし、誰だってお金に困って辛い時だってある。 だから泣いちゃだめだよ。もし私に申し訳ないって思ってるんだったら 今晩のお夕飯はのり巻きだから、そのお手伝いをしてちょうだい(笑)」
そして、その後に今日の取材の報告を速攻で 日本の両親に電話をしました。
なんとなく今日は母とアジュンマを引き合わせたくって 母と電話で話してもらったんです。(うちのアジュンマは日本語が堪能)
「アスカは私の家族です」というのがアジュンマの口癖なんだけど それが母には感動的な言葉だったらしく、涙が出る想いだったそう。 日本の母vs韓国の母、夢の対談ですた。
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インタビューを受けている時 「あとどのくらい韓国に残るんですか?」って聞かれて
「好きな人の反応によります。失恋したら帰ります」と 答えてしまって、ちょっと今後悔しています。
メモってなかったから使われないと思うけど(よく見てるな俺も)
今日白川さんに会って、自分自身を振り返って話して 失恋を旅の終わりにしてはあまりにももったいないような気がしてきました。
そんな為に過ごしてきた三年間じゃないだろう、お前。って。
だけど何をキッカケにするとか、自分が韓国を去る日がいつか どんな理由で帰るか想像もつきません。
てか、今は考える必要もないのかも。
アジュンマや日本の家族の期待を裏切っちゃいけない。 とにかくしっぽ巻いて逃げるのだけはやめよう。
自分の悪い癖ですぐ「どうせダメだ」って考えてしまうけど とりあえず、自分の納得いくまでやってみよう。
ユクーリマターリ。でも全力で。
撮影が終わって、下宿の出口までお見送りした時 「いい下宿ですね」と、にこやかに白川さんが一言。 まるで建物探訪の渡辺篤史みたいでした。
なにより嬉しい一言です。
という訳で、怒涛の一日終了。大きな一歩前進。 自分の今まで、そしてこれからを見つめなおすいい機会でした。
この取材と白川さんとの出会いは 私にとって大きなものとなりました。
本当に今日はありがとうございます。
あ、肝心の記事は6月1日の読売新聞日曜版に載るそうです。 どんな風にまとまるか楽しみ。
そういえば「将来の夢は」って聞かれて 「女チャウシンチー 目指してます」 って言ったんですけどそれ本気ですから(笑)
たぶん記事にならないと思うので、ここで書いておこっと。(爆)
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