SEOUL×FIGHTER 
ソウルファイターあすかの戦う日々とそうでもない日々。

2002年08月19日(月) 摩訶不思議よんどんぽ。

お昼にリーさんの事務所に遊びに行った。

以前紹介してもらったリーさんの仕事仲間の
人達とお昼をご馳走になった。
とある食堂で「ケランチゲ」という鍋。

鍋いっぱいに卵。ザ卵。
こんな鍋初めてみたよ。
デジカメをうっかり忘れ撮影ならず。
汁は一滴もないので、どっちかっつーとオカズ系。味も辛くない。
塩味でしょっぱめなので、ご飯がススムくんなのである。

その後はリーさんの紹介で
永登浦(よんどんぽ)という場所に行く。
一度きちんと体を診察をしてもらい、漢方治療をしてもらうことにした。

永登浦は初体験。
東大門や南大門市場のようにワサワサ
路上や地下街にお店があふれているかと
思うと「ロッテ」や「新世界」デパートがデーンと立っていて
そこをちょっと歩くだけでまた風景が変わる。

なんとそこは風俗街。

ショーウィンドウの中で
お姉ちゃんがセクスィーな衣装を身にまとい,パヤーンと客引きするのだ。

噂には聞いていたけど初めてみた。
「ここから先は行っちゃダメですよ」
リーさんに厳重注意を受け、潜入断念(笑)


さて、漢方医院
映画のセットかと思うくらい古い所だ。
1歩足を踏み入れると薬の匂いが充満している。
引き出しのいっぱいある薬箱。
薬の元になるであろう木の束。

先生とリーさんは知り合いらしく、すぐに診察室に入れてもらえた。
その診察室も味のあったのだが、先生も
ものすごく年輪を感じられる方だった。
80歳以上は確実。

リーさんが先生に細かく体の異常を話してくれた。
その間に先生は私の脈や血圧を測る。
(血圧器、デジタルじゃなくでっかい温度計みたい)

そして一言。
ストレスだね。
ここ最近あなた
大きなショック受けた事あるでしょう?」

身に覚えがありすぎます(笑)

「心臓がドキドキして、そのせいで熱をもってるんだよ。
体がのぼせてるのは心臓の熱からきてるもの。放っておくと一生治らないよ」

いや、今現在の先生のお話だけでポックリ逝けそうなんですが。

先生が話しながら
カルテに書き込む、どうやら私の症状にあわせた
お薬をかいてくれているようだ。
達筆すぎて魔法の呪文みたいでしたが(笑)

帰りがけに私の顔を見て、再度先生の一言。

「スットレスゥ!」(英語っぽい発音でどうぞ)

私のお薬はあと3時間後に出来上がる。
リーさんと別れ、一人街を探検してみた。
市場の中、デパートの中。
特に新世界の地下食品街は面白かった。
なんとダイソーも入っていた。
ちょっと高めのものもあるけど基本的には100均。

アートボックスでカワイイノートを買い
コーヒーショップで日記と今度描く漫画の構想をかく。
あっという間の時間。
再び漢方医院に戻ると、私の薬が完成していた。
通常のお医者さんで出る薬の分量かと思ったら・・。

小ダンボールひと箱分。
ドリンクだから重い重い。
出来たてなのであたたかった。
それをもって再び、シンチョンへ。

そのままビデオ屋にいく。
お店のおばちゃんが私の荷物を見ながら
「重そうね、下に置いておきなさい」と笑っていた。

本日はチャウシンチーの西遊記1を購入。
おばちゃんが奥から
「シンチーの映画ならあんなのもこんなのもあるわよ」と
出して来てくれた。
うーん、どれがおもろいんだろう。

家に帰り、おばちゃんに薬を見せる。
相場はわからないけど、かなり安いそうだ。
私の場合12日間(1日3回分)で12万ウォンだったけど
20、30万ウォンとかするところもあるそう。

箱を開けると、飲み方などの説明書が入っていた。
しかも食べ物も気をつけなければいけない。

「ぶた、とり肉。緑豆。アルコール。飲料水」

肉はそもそもそんなに食べない。酒も飲まない。
緑豆だって食べる機会はない。
しかし飲料水だよ問題は。漠然すぎだな、おい。

初めての漢方は泥の味がしてまずかった。

良薬口に苦しを身をもって体験。


 < モドル  モクヂ  ススム >


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