SEOUL×FIGHTER 
ソウルファイターあすかの戦う日々とそうでもない日々。

2002年08月08日(木) I Say Razz You Go!

日本ラスト。

今日は馬堀海岸の壁画をサムエル友達の
てるりん嬢と見に行った。

ダイクマに行くついでに、父の車で何度か立ち寄ったが
じっくり見に来たのは実に1年ぶりである。
何するわけでもなく、二人で壁画の上に座りボンヤリ。

ちょうど3年前の8月。
私は毎日毎日朝から晩までここでペンキを塗っていた。
元々何も絵の書かれていない堤防だったのだが
暴走族なんかのイタズラ書き防止で
ボランティアを募って、夏の間に思い思いの絵を
堤防に書くという横須賀では恒例のイベントであった。

このイベントが始まってからは、イタズラ書きも殆ど無くなり
数十メートルにも続く壁画は
ちょっとした観光名所になったりしていた。

それぞれの持ち場で、それぞれが作業する。
近所の人や遠方から参加する人。
数人のチームで1日で仕上げる人もいれば
期間ギリギリまで一人で仕上げる人もいた。

広範囲で白いペンキで塗りつぶされ
せっかく仕上げた壁画を台無しにされた人も何人かいた。
私も鉛筆でアタリをつけた下書きを足蹴にされ
消されてしまった。

さそり座O型をなめんじゃねえぞ!

ペンキで塗りつぶされた人は根性で新たに書きなおし
私も負けずに下書きを書きなおし
今度はそう簡単に消されないよう、油性マジックで
アタリをつけた。

日射病になりそうな日中の太陽も
映画に出てきそうな素晴らしい夕日も
「がんばって!」と見知らぬ人が声をかけてくれたことも
サムエルをモデルに書いているのに気がついて
「サムエルだー!」と叫んでくれる人。
作業を手伝ってくれた仲間たち。
ラジカセから流れるサムエルの曲に合わせて
皆で歌いながら描いたっけ。

それが出来上がると横須賀近郊や遠方から
見に来てくださったサムエルファンの方がたもいた。
わざわざ横須賀まで来てくれるなんて
本当にありがたいことです。

そしてその絵が完成した翌月頃には
実は韓国行きが決まっていたのでした。

次の年では参加できなかったし
前の年ではサムエルをモチーフに描いていなかっただろう。
本当に絶妙なタイミングで参加の出来た
素晴らしい夏だった。

私の参加した年でこのイベントは終わり
壁画はいずれ取り壊される。

馬堀は台風の被害が深刻で、それを防止する為
今ある堤防を壊し、もっと高く丈夫なものにするそう。

その時が刻々と近づいてると実感したのは
壁画と同じ高さでテトラポットが置かれていたことだ。
ちょっと寂しいけど、事情が事情だから仕方がない。
参加できたことを誇りに思おう。

帰りは両親と合流し、友達と一緒に夕飯を食べた。
新鮮な魚や魚介類を食べさせてくれる食堂。
私はエビ。

大エビフライ
を頼んだ。

美味かった。


レジの前には来店した芸能人のサインがいくつも飾ってあった。



「ぶらり途中下車の旅 阿藤海」

当方、大ファン(笑)


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