コンサート関係の仕事をするようになった。私は、軽だが車を所有し、いろいろな事を処理していた。時々、助手席に男性をのせて走っていることもある。 最近仲良くなったのは、TK氏だった。私の中にほのかな恋心も芽生えてきた。 問題はTK氏は妻帯者だということだ。TK氏も私のことを気づかってくれる事があり、心苦しい。私は、「K子さんがいるのに、いいの?」と言おうとするが、いつも自分の中で、わかりきった事は聞かないようにしようと思い、口に出すのはやめるのだ。 しかも、彼は妻と11月22日(いい夫婦の日)に挙式をしている。たとえ、妻への愛情がなくなったとしても、彼にはそういう契約があるのだ。