| 2002年08月27日(火) |
夏休みはがつああ第3弾「富士吉田」 |
これを「第3弾」と呼んでいいのかは分かりませんが、とりあえず「第3弾」です。メンバーは先輩の三浦さん、柳沢さんであります。学生リサイクル活動の話し合い後に急にご飯を食べに行くことになり、車を出したのでした。
まず柳沢さんが「カインズホームへ行きたい」とのことで、富士見バイパスのカインズホームへ。柳沢さんが「一度カインズホームへ行ったら、(都留にあるホームセンターの)Jマートへ行けなくなるよ。」と。実際、そうかもしれません。初めてのカインズホームだったのですが、感動でした。商品の種類の多さ、そして安さ。全体的な物価が都留Jマートより明らかにお安いのです。柳沢さんが行きたがっていた理由が、何となく分かりました。
そして三浦さんの要望でBOOK OFFヘ。ゆずの『トビラ』を750円でゲット。安く買えたのは嬉しいけれど、ここまで値段が下がっていることに少し悲しくなりました。でも!『ゆずマン』は1,560円なんです。何でだろう?
次に(道に迷いながらも)向かった先は、すたみな太郎。食べ放題ではあるけれど、やはり「美味しく・楽しく」食べるべきであろう、と思いますね。ここでは変わったものを食べることができました。例えば「牛乳の味がしないバニラアイス」。なんか不思議な味がしました。美味しいかと言えば、…ん??そして「カニかま寿司」。カニの代わりにカニかまが乗っているという斬新さ!しかも丁寧に、本物をイメージした見た目の美しさ。天下一品であります。芸術か!?
最後にBOOKS KATOHの富士吉田店へ。うわさ通り、都留の同店よりも広く、美しい。増築したらしいのですが、なかなかのものです。全国的に見れば決して大きくはないですが、郡内では驚きの広さでしょう。ここで前田先生(都留文大助教授、都市環境設計論)の家が載っている雑誌とやらを柳沢さんに紹介してもらう。専門の雑誌は高いので購入を諦めるけれど、う〜ん、そこだけ欲しいなあ。高校時代に衝撃を受けた本、加藤尚武著『現代倫理学入門』(講談社学術文庫、1997)を購入。「10人の命を救うために一人の人間を殺すことは許されるか」「他人に迷惑をかけなければ何をしてもよいのか」「思いやりだけで道徳の原則ができるか」など、現代社会において私たちが必ず迫られるであろう倫理的問題を取り上げている本です。いろいろと考えさせられます。お勧めであります。文庫で820円は高いけれど、820円以上の価値はあると思いますね。最下部参照。
ということで、ちっちゃなはがつああでしたが、なかなか収穫ありでした。
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加藤尚武著『現代倫理学入門』(講談社学術文庫、1997)820円、税別
1.人を助けるために嘘をつくことは許されるか 2.10人の命を救うために一人の人間を殺すことは許されるか 3.10人のエイズ患者に対して特効薬が一人分しかない時、誰に渡すか 4.エゴイズムに基づく行為はすべて道徳に反するか 5.どうすれば幸福の計算ができるか 6.判断能力の判断は誰がするか 7.<…である>から<…べきである>ことを導き出すことはできないか 8.正義の原理は純粋な形式で決まるのか、 それとも共同の利益で決まるのか 9.思いやりだけで道徳の原則ができるか 10.正直者が損することはどうしたら防げるか 11.他人に迷惑をかけなければ何をしてもよいのか 12.貧しい人を助けるのは豊かな人の義務であるか 13.現在の人間には未来の人間に対する義務はあるか 14.正義は時代によって変わるか 15.科学の発達に限界を定めることはできるか
皆さんは、どのように思われますか?
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