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少し前の話で。     - 2001年07月30日(月)




■視界

私はもう、2度と手放せないって位のコンタクトレンズ愛用者です。
視力は、0.1くらいかなァ。
今まで、眼鏡やコンタクトで日常生活には支障は無かった。
最近、パソ子のためか、少し度を上げなきゃ如何かとも思ったけど。
で。
この前、夜空を見上げたら、沢山の星があったようでした。
満天の星空だったのでしょう。
しかし、私には「だっただろう」としか言えませんでした。
たとえ、コンタクトを入れていても、眼鏡をしていても。
せいぜい3等星くらいまでしか見えないのです。
或いは、2.5等星くらい?
ぼんやりと、あそこには星がありそうだ、とは見えるのに。

それに。
それだけ度を上げたって、もう肉眼では夜空の星はおろか、
普通の景色さえまともに見えない。
人の顔も。
全てのものが眼鏡やコンタクト越し。
「レンズ越しの世界」しかない。


夜空を見上げて、何だか改めて思うと凄く哀しいことのような気がしました。
視力を。
もっと大切にしたら良かったのにね。
悔やまれます。



叶うなら、もう一度、何の膜も通さない鮮明な世界を見てみたい......。









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