先延ばし - 2006年07月13日(木) 昨日は仕事が終わってから 待ち合わせをして ご飯を食べに行った。 あたしの部屋の近くの居酒屋さんで ご飯を食べて あたしの部屋で まったり。 二人ともうとうとしてた頃、 彼の携帯が鳴った。 あたしたちが気づかない間に 何回か鳴ってたようで 相手は奥さん。 少し疑っているようで やけに突っかかってくるみたい。 「・・・わかった。すぐ帰るよ。」 そう言って彼は電話を切った。 あたしはベッドの端っこで 体を小さくしてじっとしてた。 目覚めの悪さ?なのか 彼はそのままじっとして 深いため息。 あたしに 「帰る」 とも言わずに そのまま。 耐え切れなくなって 彼に向き直って腕をまわす。 軽くキスをして抱きしめてくれる。 しばらくそうしていると また電話が鳴って。 今度ははっきり電話の向こうの声が聞こえた。 「まだ?」 ・・・って。 今まで家の話や子供の話は たくさんしてきたけど 奥さんとの話はめったになかった。 特別仲が悪いわけでもなさそうだし あたしとのことがあるからなのか うまく立ち回ってくれてるようだったけど ホントのところはどうなのかわからない。 「何かのむ?」 いろんな言葉を飲み込んで あたしは言った。 「いや、いいよ。 ごめんな、ホントに申し訳ない」 そう言って彼はシャワーも浴びずに 帰る支度をはじめる。 「気をつけてね」 そう言って彼を見送った。 ...
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