詳細。 - 2003年08月23日(土) その日は1ヶ月ぶりに会える日だった。 そして珍しく、 「お泊まり」ができる日だった。 「初」お泊まり。 こんな時、 24時間対応のサービス業ってラクなのね。 待ち合わせは、 もちろん・・・・・・・パチ。 彼の横で不機嫌になるあたし。 こっちを向いて欲しいのに 話したい事たくさんあるのに 時折彼が話しかけてくれるのも 素っ気ない言葉で返してた。 そうすれば 気づいてくれると思った。 早く出られると思った。 「一人で時間つぶせないなら無理しなくてもいいぞ?」 声は明らかに怒ってた。 「何でそんなこと言うの?」 せっかく会えたのに。 「面白くないんだろ?そんな顔してるよ」 「・・・・・俺、もう少し打ってくから。」 入り口から再び店内へ足を向ける彼の背中に 「本屋行ってくる。」 彼は片手を挙げてそのまま歩いていった。 あたしは駐車場へ向かい、国道へと車を出した。 泣くな。 せっかく会えるのに 1ヶ月ぶりなのに このまま別れたくなかった。 泣かない。 ...
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