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Hong Kong Life現在篇
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2010年10月19日(火)
告白

監督:中島哲也
出演:松たか子、岡田将生、木村佳乃

小説の「告白」を始めて読んだ時は衝撃の展開に背筋がゾクゾクしたのを覚えている。そして読者をぐいぐいひきつける作者の文章にはただ脱帽しました。
この小説は一回目と二回目、三回目でさらに面白く読めてまう。一粒で二度も三度も美味しいすごい作品です。

その映画化、主演の先生を松たか子、と言うキャストを見てぴったりと思った。映画の中でも実際本当に上手くて、松たか子ではなく悠子先生にしか見えなかった。
あの複雑なストーリーをどう2時間以内に収めるのかと思いましたが、非常に上手くまとまっていたと思う。
面白い小説の映画化ってどうしても、気に入らない部分が出てくるのですが、これは小説とは少し違う味付けで上手くまとめられていたと思います。
ちなみに香港では"三級"指定(18才未満観賞不可)。
猟奇的なシーンもあるからかな。画面よりストーリーが怖い(ホラーではなく)人間の黒い部分を見てしまうというか。先生も生徒も。
隣の香港人が「あんなことまでしてしまうなんて、、、(o甘都做得出呀!?)」と言ってたわ。
私的には、今時の中学生は学校に携帯電話持って行って先生が話をしている時にメールしたり勝手に教室から出て行ったりしてるのにビックリした。
私らの時も私語とか手紙書いたりとかはあったけど、もうちょっと素直と言うか単純だったような気がするけどな。オバちゃんだからそう思うのかしら(^_^;)
いやいや、非常に面白い映画でした!