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Hong Kong Life現在篇
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2008年03月04日(火)
香港政庁財政予算

先週の話ですが、曽俊華財政長官による来年度(2008年4月1日から2009年3月31日)の予算発表がありました。香港ってむちゃ財政黒字で、その黒字分を市民に還元する予算案で「香港ってなんて太っ腹!」とマジ思いましたね〜

[主な内容](1香港ドルは14円位です)
*法人税、所得税を各1%引き下げ
→所得税は標準課税が15%へ。そして日本のように地方税とかないので、なんと15%ぽっきり!(但し実際は累進課税)日本じゃ独身とかだと所得の2-30%で払いますよねぇ。尚、事業税も16.5%のみ。タックスヘイブンと言われる所以です。

*基礎控除の引き上げ
→独身者10万HKドルから10万8,000HKドル、既婚者20万HKドルから21万6,000HKドルへ。子供が二人とかいると年収30万ドル(約420万円)でも所得税ほとんどゼロになるんですよ〜

*所得税の75%(上限は2万5,000HKドル)を市民へ還付
→去年支払った税金に対しての還付です。私も恩恵にあずかれる予定(^^)

*全世帯に電力料金補助1,800HKドルを一時支給
→うちで月平均250ドルくらいだから7ヶ月くらい電気代タダになる!!

*高齢者にも3,000HKドルずつを支給
→いいことです

*月収1万HKドル未満の低所得者層の強制退職年金基金(MPF)に一人6,000HKドルずつを分配
→MPFは日本で言うと年金制度に近いものですが、日本と違って毎月積み立てていくのですね(破綻の心配はない)。6000ドルって太っ腹やねぇ〜

*ホテル宿泊にかかるホテル税とワイン税免除
→旅行者も恩恵にあずかれますね(^^)

香港ってなんて住みやすいの〜と思いました。以前は日本で働いて税金払ってたなんて信じられない!(もう日本社会に復帰できないかも。。)