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2012年09月02日(日) ■ |
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高齢ともなると |
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もうすぐ12歳。 人間年齢で88歳位らしいとのことで調子が悪いのが色々と出てきております。 ちょっと長くておまけにレントゲンや検査のあれこれも載せているので苦手な人はスルー推奨です。 とりあえず時系列形式でざっくりまとめました。 きちっとしたレポートは後日アップ予定です。
18日 またこぽこぽして吐き戻したので16日にうさぎのしっぽで吐くうさぎを診たことがあるということできち動物病院に問い合わせしたところ食道アカラジアでは無いかと言われ、薬の治療法はなく縦抱っこして食道の中の物が胃に落ちるのを待つしか無いこととふやかしペレットをあげるといいという情報をいただきました。 いつもの寺園どうぶつ病院に電話して確認して45度以上をキープしなくてはならないこともがわかりました。 と、いうことで抱っこ生活が始まりました。 ただし、うさぎの食生活に付き合うとずーっと抱っこの生活になってしまうのでそこは割りきりました。
22日 猛暑日だったのでエアコンの設定温度を1度下げて30度にして外出したところ、体調が優れず食欲低下 マッサージを何度かしたところ、普段はしないうさぎハウス(こたつ)の中でおしっこを何度かしたり、夜半にはペットシーツの上に赤い血の色をした繊維質の塊が見られました。(画像リンクはこちら) 白い涙を目頭から出して朝方にやっと食欲が戻りました。
23日 出たものの感じからして子宮から出てきた可能性が高いことと、木曜は病院が休診日であったのでまずは血尿であるかをウリエースKCという試験紙を購入して調べました。
何度か調べたのですが潜血反応はなしでした。
25日 病院へ(24日に病院に電話して不調の話をして土曜日に行く旨を伝えました。) レントゲンを複数枚撮りました。 ▽1枚目(胸部・上から)
▽2枚目(胸部・横から)
▽3枚目(腹部・上から)
▽4枚目(腹部・横から)
画像にコメントも入れたのですが新たに判明したのが3箇所 ・肺に影?(誤嚥性肺炎の可能性あり)→1週間の抗生物質の投与 ・子宮に水のようなものが溜まって膨張している可能性あり ・膀胱にカルシウムが溜まっている→カテーテルを通して洗浄、1週間の抗生物質の投与 と、いうことで処置していただき1週間後にまた来院ということで帰宅したところ食欲はあるのに吐き戻しが止まらない状態になってしまいました。
26日 食べてしばらくすると吐き戻す状態は続く
27日 同じく続く。透明な粘膜に包まれたような吐瀉物も見られた。 薬を吐いてしまう可能性も考えられるので水で溶いてシリンジで与えることに。
28日 同じく食べてしばらくすると吐き戻す状態は続く 極小サイズの糞はしているので全て吐いているわけではない。 胃で食べ物が停滞して進まないので食道にも溜まっている可能性があるのではないかという仮定に行き着く。 吐いている姿の動画↓
あまりに吐き戻しが多いので気管の上で溜まっているこぽこぽとした音がずっとしており誤嚥が怖かったので口を下にして残っているものを吐き出させてしまったりもした。
29日 朝の薬にプリンペラン0.6ccを混ぜる。 仕事に行って帰宅したところ、吐き戻した様子が見られない。 脱水症状も恐いのでOS1も混ぜたバイタルチャージを与える。 野菜を減らして回数を増やすように。 吐き戻しはほとんど見られなくなる。
30日 プリンペラン0.6ml朝晩引き続き 吐き戻しなし、食欲が出てきてバイタルチャージから野菜中心になる。
31日 朝、吐き戻しをした。 ほぼ1週間経ったので病院へ行き、診てもらう。 胸の影は無くなった模様。 今後のケアの仕方について確認する。 ・うさぎに人用のOS-1を使うときは塩分がネックになるので5~10倍に薄めること ・うさぎはゲップをしないので犬猫の巨大食道症のように背中をトントンしてもあまり効果がない ・吐き出して止まらなかったら全部吐かせて(上半身を下の位置にして)その後1時間くらいは食餌は控えること ・縦抱っこがしんどかったらキャリーを45度に傾けて中に入ってもらうのもアリ ・肋骨の一番下から1つ上の背骨の脇に胃のツボがあるので刺激するのはあり ・喉元から胸前を上から下にマッサージするのもアリ 洗浄して出てきたカルシウム(画像リンクはこちら)
帰宅してなかなか食欲出ず吐き戻しもときおりしていた。 夜に喉元から胸へのマッサージをしたところ、喉元にジェルのような感触があったのだけど流したら流れたのでそのままマッサージをする。 その後に何度か吐き戻しそうな音がしたのでツボ押しとマッサージをした。
調子が比較的良いときに顔を出す場所から顔を出し始めました。
9月1日 食欲が出てくる。 水分も自分から摂るようになる。 野菜を沢山食べたがるので少量を水数分けて与える。 食べた後にはできるだけツボ押しとマッサージをする。 この日は吐き戻しなし。 プリンペランは0.4ccに変更。 久しぶりにうさぎハウス(こたつ)から外に出て伸びてる姿が散見される。 もっと食べたいと言うようになりました。
9月2日 今のところ吐き戻す様子はなし。 食べているので身体は重くなっていて元気もあります。
ただし、しっこをした時に赤い繊維状のものが混入していました。 ※ふーは避妊手術はしていますがうさぎ専門病院でしたのにもかかわらず子宮は切除しない方針のところだったためにこの年齢で疾患が出てきました。 避妊手術をされる場合は子宮もとっていただけるか予め確認したほうがいいかと思います。
巨大食道症の診断をするためにはバリウムを与えてレントゲンを撮る方法がありますがふーの状態では誤嚥して肺炎になったりとリスクが高いので対症方法を取る形にしました。
高齢で心臓の疾患を持っているので手術をするという選択ではなく、うさぎ自身が楽に生活できるような治療を選択していきたいと思っています。
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