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2004年05月09日(日) 悲しい母の日

今日は母の日。

あやぽんは、休みの日に出かけるのが面倒だと言う理由で
昨日の学校帰りにケーキを買った。それが、彼女からのプレゼント。

私は昨日、朝早くからびっしりと用事があり
人前でのご挨拶もあったりして、すっかり疲れてしまい
いつの間にかソファで寝ていた。なので、ケーキも頂かなかった。

今朝。
「昨日、ケーキ食べなかったんだ?」とあやぽん。
疲れて寝てしまったと答えた私に
「昨日のうちに食べないと、まずくなるよね」と不満気。
今日が母の日なんだから、今日、買えば良かったのにというようなことを
私が言ってしまったのがいけなかったらしい。

「よそのうちは、お父さんとお金を出し合ってプレゼント買ったりするんだよね」
と、ぶ然として言う。
「一緒に買えば、プレゼントもいろいろ買えるし」等々、ぶつぶつと何か言っている。
「お父さんがいたら、お金を足してもらえて良かったってこと?」と聞くと
「別にそんなこと言ってないじゃん!」と語気荒く言い
「ただ、仲が良さそうでいいなと思っただけだよ」と追い討ちをかけるように言う。
極め付けは「○○ちゃんちも、●●ちゃんちも、みんなそうだよ!」だった。
うちだけ違うと、そう言いたいのか?

・・・

今日は日曜日で、家中拭き掃除の日。
私は、家事の中で掃除が一番嫌いだけど、掃除をしないと気持ちが悪い。
そして、今日は午後から仕事。

洗濯をし、雑巾がけをしているうちに、なんだかとても悲しくなった。

ケーキを昨日のうちに食べなくて悪かったね。
お父さんが家にいなくて悪かったね。
何もかもが、期待にそえなくて悪かったね。。。

どんどん自分を「可哀想な自分」に追い込み始める。

お父さんの不在は、私のせいかもしれないけど、私だって大変なんだ。
なんだって、母の日の日曜日に
朝から洗濯をして掃除をして、仕事に行かなきゃいけないんだ。
口にはできない諸事情を抱え、胃潰瘍まで抱え
この上、私にどうしろというのだ。

涙が止まらなかった。

些細なこと、ちょっとした言葉の行き違い、そんなことはわかっている。
でも、泣いても泣いても、気分なんか晴れやしない。
泣いても、言葉にしても、事実は何も変わらない。

ただ、気分が上向くのを待つのみだ。
理屈じゃない。
きっと私は、感情のままに感じ、考える、非常に単純な性格なのだろう。
今日は、悲しい気分の日なのだ。






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rachel |MAIL

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