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2004年03月22日(月) 脳内老化

最近、脳の能力の低下を真剣に心配している。
思っていることとは違う言葉が口から出て
『違う!私が言いたいことはそれじゃない』
と思いながら、意志とは関係なく会話が進んだり
言いたいことにぴったりの言葉が見つからなくて
気持ちを表現できなかったり。

そんなことは、よくあることだ
と、思う方々がいたら、以下をお読み頂いて御判断頂きたい。

今日の仕事中、間違った商品が届いたというクレームを受けた。
紅鮭の缶詰めを頼んだのに、白桃の缶詰めが届いたらしい。
パソコン上の記録も、お客さまが受け取った伝票上も
はっきりと『紅鮭』と記されているので、単純な配達ミスに間違いない。
という、至ってシンプルな内容で
私も、非常にシンプルに理解したのに。

間違って届いたのが『白桃』。
お客さまが欲しいのは『紅鮭』。
ちゃんとわかっている。わかっているのに口をついて出たのは
「申し訳ございません。大至急、白桃をお送りします」だった。
言ったそばから間違いに気付き、言い直すつもりが
紅鮭が、間違って届いてしまったのですね」と、上塗りする始末。

自分の言うことがわかってもらえない、と思ったお客さまは
「どうして、こんな簡単なことがわからないのだ?」と怒り始めた。
ごもっとも。
わかってはいても、違う言葉を発してしまっては言い訳もできない。

こんなのは、よくあること?
私の脳、どっか悪いんじゃないの?

よくありそうな、ありふれた間違いと思えば思えないこともないのだが
なんか、怪しい。
ありふれた間違いと危ない間違いの境界を
すでに越えてしまったのではないかと、秘かに怯えている。




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rachel |MAIL

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