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最近、脳の能力の低下を真剣に心配している。 思っていることとは違う言葉が口から出て 『違う!私が言いたいことはそれじゃない』 と思いながら、意志とは関係なく会話が進んだり 言いたいことにぴったりの言葉が見つからなくて 気持ちを表現できなかったり。
そんなことは、よくあることだ と、思う方々がいたら、以下をお読み頂いて御判断頂きたい。
今日の仕事中、間違った商品が届いたというクレームを受けた。 紅鮭の缶詰めを頼んだのに、白桃の缶詰めが届いたらしい。 パソコン上の記録も、お客さまが受け取った伝票上も はっきりと『紅鮭』と記されているので、単純な配達ミスに間違いない。 という、至ってシンプルな内容で 私も、非常にシンプルに理解したのに。
間違って届いたのが『白桃』。 お客さまが欲しいのは『紅鮭』。 ちゃんとわかっている。わかっているのに口をついて出たのは 「申し訳ございません。大至急、白桃をお送りします」だった。 言ったそばから間違いに気付き、言い直すつもりが 「紅鮭が、間違って届いてしまったのですね」と、上塗りする始末。
自分の言うことがわかってもらえない、と思ったお客さまは 「どうして、こんな簡単なことがわからないのだ?」と怒り始めた。 ごもっとも。 わかってはいても、違う言葉を発してしまっては言い訳もできない。
こんなのは、よくあること? 私の脳、どっか悪いんじゃないの?
よくありそうな、ありふれた間違いと思えば思えないこともないのだが なんか、怪しい。 ありふれた間違いと危ない間違いの境界を すでに越えてしまったのではないかと、秘かに怯えている。
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