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2004年02月20日(金) 幻のゴールド免許

交通違反のキップを切られた。
罠にかかったみたいな取り締まりで
「こんなのあり?」みたいな違反キップ。

言っても仕方がないことは、重々承知の上で
控えめに抗議してしまった。
「お気持ちはわかりますが、違反は違反です」とのこと。
それで7000円。
金額にショックを受けていたら
「駐車違反だったら、15000円ですよ」とおまわりさん。
駐車違反をしたわけではないので、なんの慰めにもならない。

何が悔しいって、今年は免許の更新の年で
今度こそ、ゴールド免許のはずだった。

前々回の更新の年もそうだった。
更新まであと数カ月という時に、リゾートマンションの敷地内で
「ここは大丈夫」と友人に言われたのを鵜呑みにし(私有地内だし)
駐車違反。それで、ゴールドをふいにした。
あれから、6年。6年だぞ!
6年も、無事故無違反だったのに!
どうにも、悔しいではないか!!!

と、心の中で力説して、ふと思う。

実際には、6年間、無違反だったわけではない。
右左折の際には、曲がる手前の規定の距離(25だか30m)で
必ずウィンカーを出していたとは言えないし
制限速度40kmの所を50~60kmで走ったことがないとは言えないし
その他もろもろ、交通規則に違反していないとはとても言えない。
そもそも、完全に規則どおりに運転していたら
円滑な運転などできず、かえって危ないことにもなりかねない。
現実の要請に則した運転をしている人々は
ほぼ全て、なんらかの違反をしているとも思われる。

そうか。

ゴールド免許をいうのは、違反をしていない人のものではなく
円滑な運転をする程度の違反はしていても
たまたま取り締まりにひっかかることのなかった
『運のイイ人』のものなのか。

とにかく違反もしたし、運もなかった私は
今回の更新でも、そしてその次の更新でも
またまたゴールド免許とは無縁になってしまったのだった。
なんだか、とても私らしい。



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rachel |MAIL

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