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2003年12月09日(火) 北風が吹いていた

トイレットペーパーがなくなったので
夕食後に、重い腰を上げて近くのドラッグストアに行く。
寒いと、出無精に拍車がかかる。。

ドラッグストアで、4才ぐらいと2才ぐらいの女の子を連れた
いわゆるヤンママを見かける。
4才ぐらいの子の方がぐずり、お菓子で釣ろうとして失敗したその母は
泣き止まない娘に、だんだんと逆上し
しまいには、「コノヤロー」「ふざけんなよ」と巻舌で脅し始める。
幼い女の子はコノ『野郎』でもなく、ふざけてもいないと思う。
ことの始まりから見ていたが、そんなに怒るほどのことにも思えない。
母親に立腹。

そして、このような場面に出くわすたびに
必ず、我が身の振る舞いを思わずにはいられない。

同じようなものなのだ。
言葉が多少違っていても
怒りの対象が中学生の男の子であっても
感情を剥き出しにし
とっくに『親』という立場からも『教育』という目的からも逸脱して
とにかく怒りまくっているだけなのだ。
そして
頭のどこかで、自分の怒りの正当性を意識しつつ
もっと奥深いところでは、その正当性のインチキも知っている。
後味が悪いのも当たり前だ。

よその母親に立腹している場合ではない。



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rachel |MAIL

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