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2003年12月02日(火) チケット予約物語

あやぽんに頼まれて、チケット予約の電話をかける。
入手困難なチケットで
受け付け開始時間には、電話が殺到することが予想された。

そんな電話をするのはイヤだった。
人と争って何かをする状況というのは、私にとって物凄く負担だし
真面目な小心者(最近のキーワード)は
そんなものにも、真剣に取り組み過ぎ
「取れるかどうか、自信がない」と言い訳しておいても
『もし取れなかったらどうしよう』とか
『どんな方法が、より効果的なんだろうか』とか
本人以上に、あれこれ考えてしまうのだ。
でも
授業をさぼってでも、自分で電話しろとは言えないし。

紆余曲折、並々ならぬ努力の賜物、子を思う親心
などなどが働いて、幸運にもどうにかチケットの予約ができた。
繋がらない電話が、ふいに繋がった途端に慌ててしまい
変なことを言ったり、言いたいことが上手く伝えられなかったりと
私の予想以上に、もの凄いプレッシャーを感じていたらしい私に
「ごくろうさま」と言ってやりたい。

早速、あやぽんに「取れたよ」のメールを送る。
休み時間か、遅くてもお昼休みには
「ありがとう」のお返事メールが来るものと期待したが
そんなメールは来なかった。
帰ってから「ありがとう」と言えば済むことだと思っているのだろう
とは思ったが、なんだかガッカリした。

結局「感謝されたかった」んだ。

帰宅したあやぽんに、ことの顛末を事細かく話し
「私は真面目な小心者で
 頼まれたらもの凄く一生懸命にやっちゃうんだから。。
 ・・・もう、頼まないでよ。」
と言うと
「そうだね、今日のことでそう思ったよ」と言われた。



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rachel |MAIL

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