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2003年11月29日(土) 学校の匂い

雨の中、あやぽんの学校の保護者会。
その前に、かずぴーが風邪で三日も学校を休んでいるので
プリント類をもらいに中学に寄った。
こどもたちが、二人とも同じ敷地内の学校に通っていると
こういう時に便利だ。

高校の保護者会は、主に大学進学の話。
あやぽんは自分の進むべき道について
すでに確固たる計画を持っているので(内部進学はしないらしい)
親の私が、今さら聞く話はない。
今、私の頭の中は、かずぴーの勉強のことでいっぱいで
あやぽんの保護者会で聞く話も
いちいちかずぴーの動向に当てはめてしまう。
あの人、このままじゃ、一体この先どうなるんだろ。。。

そんな思いで家に戻ると、予想に反することなく
ジャンプなどを読みながらくつろいで、迫る期末テストも他人事。
「これ以上やる気がないようなら、もう私は見捨てるよ!」
と言うと、ニヤリと笑って
「それもいいかも」と言う。
「それで、あなたの人生計画はどうなるわけ?」
と、いきなりの飛躍した問いかけにも、ひるむことなくニヤリと笑い
「落ち葉が散らばっているような道を、風にふかれて彷徨うような人生」
と答える。
・・・彼は馬鹿じゃない。
脳の使い方が、(学校の)勉強向きじゃないだけだ。

何が幸せか、そんなものはわからない。
学校の勉強やテストの結果が、それほどの意味を持つとも思わない。
でも、危険の多い道よりも難の少ない道を歩ませたいと思うのが
凡人の『親心』というものなのだろう。



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rachel |MAIL

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