2003年03月06日(木) |
亡くなったクラスメイト・由香ちゃんの本を読む |
教室に昨日の卒業式で使ったらしい花が飾ってありました♪ …が。せっかくキレイな花なのに、花瓶(というより壺ちっく)と合ってないし 生け方もすごいので、素人目で見てもかなり下品(; ̄ー ̄A 担任の先生に言ったら『さすがにこれじゃね(^▽^;)』と直してくれました(笑)
◆1講目〜老年看護 今日は痴呆老人の看護について。 この科目も残りわずか。教科書もだいぶ終わりに近づいてますよん。
◆2講目〜実習オリエンテーション 基礎看護実習の評価表が帰ってきたので、それを基に担当教員と面談を。 担当の先生2人に会うのも久しぶり(≧▽≦)なんだか嬉しかったです♪ 担当の先生の隣に座って、実習の振り返りと2年次に向けてのお話。 んでもって、ファイルに綴じられた実習評価も見せてもらいました。 『ドキドキするでしょ?』と含み笑いの先生(; ̄ー ̄A 『別に平気です(苦笑)』と、あたし。 結果は、一つだけB評価でそれ以外はAでした♪嬉しいねぇ♪ ファイルは後で返してもらえるので、くわしくはその時に見てみますわな。 とりあえずは、実習に関しての事が全部終わりました♪ 1ヶ月ちょいに渡り、本当におつかれさまでしたっ(笑)
◆3講目〜自己学習 自己研修にしてよぅ(T▽T)と訴え(?)てみたものの、時数の関係でダメらしく。 テストも近いし、勉強しようと思っていつも通りに図書室に行きました。 もう2年生もいないし、看護師科は卒業式で誰もいないし…で空いてた♪ ゆっくり本読むのもいいか〜♪と思って、教科書は置きっぱなしに(笑)
小説だとかエッセイとかが並んでる棚で読む本探し。 そしたら今まで見たことのない、鮮やかな色の背表紙の本が。 タイトルは『Oh happy day』で、こないだの祝賀会で歌ったこともあって 本当に何気なく、その本を手に取ったのね。 表紙を見て、本当に驚いた。 そこには専門学校の時のクラスメイトで、数年前に亡くなった由香ちゃんの顔が。 自費出版本なのかな?由香ちゃんの日記と手紙が載ってました。 専門学校の時の話も多く、先生からの手紙なんかも。
クラスが一緒になったのは2年生の時で(1年生の時の合同教室で隣の席だったけど) 由香ちゃんは途中で入院することになったから、あまり親しくしていた訳ではないのよね。 入院で出席日数が足りなくなって、一緒に卒業は出来なかったけれども 本当にがんばりやさんだと感じる人でした。しっかりしたお姉さんだったし。
当時、詳しいことは何も知らなかった。今日、本を一気に読み上げて 彼女がホジキン病の再発と闘っていたことや、自分の病気に対しての思いだとか ドクターや看護師、病院に対しての気持ちだとか 彼女が亡くなって何年も経って、初めて知りました。 由香ちゃん、あたしは由香ちゃんの隣の席で話した通りに 学校を卒業してから、児童養護施設の職員になったのよ。 今は思うところがあって、看護学校に入って勉強しています。 由香ちゃんの本、出版されてから1年経って偶然目にしました。 読んでるうちにたくさんのことを思い出して、学校の図書室だったけど少し泣いたの。 なんだかすごく複雑な気持ちなんだけれど、がんばろうと思ったよ。 いつまでも感じる心を忘れない人間でありたいと思います。 昔、由香ちゃんの入院&休学の話を先生から聞いた時の気持ちと同じです。 由香ちゃんの本のおかげかな? 思い出させてくれてありがとう。
|